ポップスとクラシックの弾き方の違い

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こんにちは、海野真理です。

今日は「ポップスとクラシックの弾き方の違い」
というお話です。

ン!?弾き方に違いなんてあるの?と思われる方も
いらっしゃるでしょうね。

ピアノを弾く、という行為自体に違いはありません。

楽譜だって四分音符も四分休符も同じです。

でもアプローチの仕方などで若干の違いがあると思います。


 

ポップスとクラシックの弾き方の違い

目次

  1. 聴き方の違い
  2. 一番の違いは「見せ方」
  3. クラシックの弾き方というのは?

 

聴き方の違い

先日、あるライブハウスに久しぶり、本当に何年かぶりに行きました。

ノリノリ、とっても素敵なライブだったのですが、
私はついクラッシックな聴き方をしてしまって、
演奏されていた方からすると、ちょっとノリが悪いというか、
皆さん楽しんでる???という感じだったようです。

というのも、どうしても演奏の最後まで静かに聴く、
最後の音が伸びて消えていくまで聴き届けてから拍手、
という感じになってしまっていて、
ポップスの方からすると、演奏終わってシーンという時間が
あることがとっても違和感、いい演奏じゃなかったのかな、
と思われる
ようです。

確かに演奏中からは拍手、手拍子、ヒューヒュー!
という声など、あってこそ盛り上がるライブ!という
ところがありますよね。

心から楽しんで凄い!!と感激していたのですが、
体も動かさず、シー──ンと聴いてしまったのは
ポップスの世界では良くなかったかな、と。
 

一番の違いは「見せ方」

それと同じく、弾き方にも違いはあると思います。

良く考えてみると、その違いにたくさん気付くところがあって、
書いているとたくさんになるのですが、
一番の違いは「見せ方」かな、と思います。

ポップスはリズム感ある曲が多いので、そのリズムに乗って
からだの動きなど、少し派手に見せることもあります。

ヴァイオリンなども葉加瀬太郎さん、川井郁子さんなど、
ビジュアルといいますか、見る音楽をとても
意識していると思いますね。

ピアニストは基本的にピアノの前から離れられない、
椅子にも座っている(立って弾くスタイルもたまに見ますが)
ので、動き回る、客席を練り歩くように演奏する、
ということができません。

その分表情とか上半身の動き方で見せたりします。

クラシック、ジャズ、ボサノヴァ、ロック、いろんなリズムがあり、
そのリズムが聞こえたらもうそのノリ!

今思っただけでワクワクします!

そのジャンルのリズム感、ビート感はその曲をたくさん聴く、
好きになる、ということが一番大きいです。

嫌い、苦手~、というのが何事も一番良くない!

特にリズムというのは、本来自然と体が動くもの、
それは心がワクワクしてノリノリで、という要素が
なければ動かない、難しいものです。

それでも無理やりでも!?やらなくてはいけない状況であれば、
その曲のリズムの特徴、絶対に必要なことを
お勉強しましょう。

強拍が裏にくる、とかシンコペーションがとても良く使われる、
とか、なにか特徴が必ずあります。
 

タッチもクラッシックでは「乱暴、叩いてる」と言われそうな奏法、
そしてそのちょっと乱暴なところがジャズっぽくていい!
というところもあり、本当にジャンル変われば、という感じです。
 

クラシックの弾き方というのは?

ではクラシックの弾き方というのは?

やはり「楽譜に忠実に、作曲者の意図をくみ取って
きちんと表現すること」
これが一番かと思います。

だから、リズムも拍もとにかくきちんと子どもの頃から
教え込まれるわけです。

もちろんポップスだって拍がめちゃくちゃでは曲自体が
ゆがんでしまうのではダメですが、クラシックはさらに
そこが厳しいというか、重箱の隅をつつくような
レベルで求められます。

音作りもそう、たった一音にものすごく時間をかけ、
気持ちを入れ、これまた針の穴に糸を通すような
集中力を必要とします。
 

実際、クラッシックの厳密さとポップスの自由さ、どちらも
身に着けて自由自在に演奏できるととてもいいな

と思います。

特に私はクラシックピアニストなので、コード弾きなどは
最低限くらいのことしかできません。

コードだけの楽譜で、アドリブいっぱい入れて弾けたらいいなあ~~。
 

アドリブとか崩して弾くというのは、まずキチンと弾けてから、
のことのように思います。

ですからクラッシックはすべての基本と言われるのかもしれませんね。

まずは忠実に、そのためにも楽譜は大切。

ぜひご参考になさってくださいね。
 

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