こんにちは、海野真理です。
今日はいきなりですが、こんなつぶやき！？をいただきました。
「苦手な曲はどうすればいいのでしょうか。
我慢しても、いやいやでも練習すべき
なのでしょうか、辛いですね。
我慢してうまくいかないけど努力したつもりですが、
困ってます。」
苦手な曲は弾かなくても良い？
目次
弾けるようになりたい、と思うきっかけ
そしてこの方は「曲を知らない。」ということも弾きたくないと
思う要因では、とお話されています。
学校で習った曲とか、スーパーで流れている曲で、
「あ、聞いたことあるな」という曲、そういう曲も
題名は知らないし、曲の全部を知らない、ということです。
ピアノを弾きたい、弾けるようになりたい、と思うきっかけは
「この曲を弾きたい、この曲が好き、憧れ！」
という気持ちが一番だと思います。
それなくして何かを始めるきっかけはないと思います。
なので、曲を知らないというのもなかなかしんどいものがあるかな、
そしてあまり知らない上に興味のない曲は
モチベーションも下がるし、何だかなあ…
ということになりますよね。
よーーーく分かります！
そもそも音楽とは楽しいこと、特に大人になって趣味として
始めることであればなおのこと、楽しいことが第一です。
苦手なことや嫌なことにも向かい合うという気持ち
そして弾けるようになるまでには、弾くために必要な
技術や知識、それを身に付けるための
トレーニングやお勉強が必要になります。
その過程で嫌になってしまう方は
正直たくさんいらっしゃいます。
ただ、それなくして弾けるようにはならない
というのも現実で、苦手なことや嫌なことにも
向かい合うという気持ちや根気、何より情熱が必要です。
自分の好きな食べ物ばかり食べて生きていくというのが
難しいのと同じでしょうか。
栄養バランスなど考えて、お肉や野菜、嫌いであっても
食べなくてはいけませんね。
「そんなことは分かってる、重々承知の上で、
でも何とかならないか。」
という声が聞こえてきそうです！
でもせっかく音楽が、ピアノが好きで始めてみようという
お気持ちになったあなたですから！
私は一度は試してみる、やってみることをぜひおすすめします！
食わず嫌いなだけで、食べてみるとおいしかったり
好きだったりすることもあります。
世界を広げることがとても大切
そして自分の世界を広げるということにおいても、
自分の知っている範囲でしか楽しまないのは
とてももったいないです。
好きなところを見つける、そしてそこに魅力を感じて
さらに音楽が好きになる。
私はプロもアマチュアも、その世界を広げることが
とても大切だと思います。
それがなかったら何が楽しくてやっているのだろう、
と思います。
それは楽しむ気持ちでもいい、同じ仲間を見つける、
楽しさを共有することができることでもいい、
自分の技術があがる喜びでもいい、
何か広がっていってほしいと思います。
知らない曲に出会ったなら、それは一つのチャンスと
考えてみてはどうでしょうか。
私の知り合いは「モーツアルトが嫌いだけど、
コロコロ体操だと思って練習したら
諦めが付いた気がする。」とお話されていました。
なるほど！それも前向きな気がしますし、
今となっては笑い話ですね。
苦手要素が何かを分解して得意要素にする、
というのも良いのかなとも思います。
絶対に無駄なことはないと思います！
あなたの世界がグン！と広がって、素敵になるといいなあ、
本当に心からそう思います。
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