海野先生のピアノ講座|両手で弾こうとすると混乱します

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

60代ハッピーマンさんからのご質問
Q.右手や左手の片手ではスムーズに弾けるのですが、
  両手で弾こうとすると全然できません。
  どのような練習すればよいですか。教えてください。

 

A.

こんにちは、ご質問ありがとうございます。
60代のハッピーマンさん、ピアノ頑張っていらっしゃいますね!

さて、ピアノという楽器の特徴として
両手がバラバラに違う動きをする」ということがあります。

確かに管楽器、声楽も含め、同時に沢山の音譜を片手ずつ
違う動きで演奏するものはないですね。

だからこそ「一台でオーケストラ」と言われるような
ベースや和音やリズムやメロディーを
同時に演奏できるのだと思います。

両手で気持ち良く演奏できることは憧れであり、目標ですね。

まずは自分の指がすらすら動いてくれること、ここからです。

ハッピーマンさんは「片手ではスムーズ」ということですので、
まずこの第一段階は突破!?していると思います。

では両手で、という難題をどうしたらよいか。

逆に「どうして両手になると弾けないのか」考えてみましょう。

1.右手と左手がずれてしまう。
2.どちらかの手につられてしまう。
3.ふたつのことを同時に考えられない。

などではないでしょうか?

まず3は、とにかくゆっくり楽譜を見ることが大切です。

案外、楽譜をきちんとみていなことが多かったりします。

楽譜をみる余裕がないのだと思いますが、絶対に楽譜はみたほうがいい!

この練習は難しいかもれませんが、右手を弾きながら左手を歌う、
その逆で左手を弾きながら右手を歌う、など出来れば
すでに2つのことを同時にやっているわけで、
楽譜もよくみているということですから、
あとはそれを鍵盤に移行すれば弾けると思います。

ただ、これは本当に難しいです。
私達も、バッハのお勉強の時に必ずやります。
各声部を歌い分けるわけですが、なかなか大変!

ですが、とても言い勉強になりますので、一度お試しください。

1,2の場合は、縦のラインを合わせて。

右手、左手がよこのラインで好き勝手に弾いてしまわないよう、
楽譜の縦ラインを意識して弾きます。

この音の時にこの和音が響いている、と確認しながらの
ゆっくり練習もいいと思います。

全部に共通しますが、やはりゆっくりと練習して、
よく聴いて、よく見て、冷静に練習しましょう。

やみくもにガツガツ、そして出来ない!という練習は、
時間を使う割に効果が期待できません。

そしてこの根気のいる練習も、「ピアノに触れて楽しい~、幸せ~」
と思いながらだと、きっと心から楽しく練習できるでしょう。

頑張ってくださいね!!


♪簡単にピアノを弾くなら。
♪楽譜が読めなくても、まず弾いてみたいなら。

★そんなあなたに朗報です!★

DVD付きで、見てすぐわかる!
海野先生のピアノレッスンがあなたの自宅に。

「楽譜が読めない」
「忙しくてレッスンに通えない!」

大丈夫です!
初心者でも一人で30日後には名曲が弾ける!!

さらに!有名な曲でテクニックまで身につける!!

海野先生の楽しいピアノレッスンを、あなたの自宅へお届けします。
→ 30日でマスターするピアノ教本&DVD 海野先生が教える初心者向けピアノ講座はこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

30日でマスターするピアノ教本&DVD

受講者数18,000人突破!
ピアノ教室のピアノレッスンをまるごと自宅へ!
海野先生が教える初心者向けピアノ講座

【セット内容】
DVD3枚、楽譜3冊、ピアノ教本1冊、特典1冊

収録曲
ベートーベン作曲「第九」 / ホルスト作曲「ジュピター」 / ショパン作曲「別れの曲」 / 伊勢正三作曲「なごり雪」 / ドヴォルザーク作曲「遠き山に日は落ちて」 / 谷村新司作曲「いい日旅立ち」


詳しい内容はこちらから

コメントを残す