海野先生のピアノ講座|右手と左手が一緒に動いてしまいます

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50代男性からのご質問
Q. 右手が四分音符ならいいですが、八分音符や十六分音符
  になった時リズムがずれたりします。その時左手の全音符や
  二分音符でリズムをキープすればいいのでしょうが、
  左手も右手のズレに引きずられます。
  どうすれば左手でキープできますか?

 

A.

こんにちは。ご質問ありがとうございます。
50代男性の初心者の方、頑張っていらっしゃいますね!

さて、右手のリズムがずれるのを左手で何とかしたい、ということで
よろしいでしょうか?

初級の方も中級の方も、やはり難しくなる、動きが沢山になると
リズムがずれて左右が合わなくなるのは同じ悩みのようです。

それは簡単なものなら、音楽そのものの流れを止めたり壊したり
しないで演奏できるから、ずれたり困った事が起きないのだと思います。

右はメロディーを司ることが多く、その分複雑になりますが、
クラシックはわりとリズムは単純なことが多いです。
ポップスはやたらと符点や16部音譜がでてくるし、それをタイで
くっつけたりしているので訳が分かりません。

その点、クラシックは基本を押さえておけばある程度は大丈夫です。

では、その基本から。

まずは四分音符。
これは基本中の基本、1拍、タンですね。

次は八分音符。
これは半分、0.5拍、二つくっつけてタタ、と使うことが多いです。

まずはこの二つから。

ご質問にあった「左右が引きずられるのを防ぐ」練習として、
右手と左手でまずは四分音符を叩きます。

机でもお膝でもどこでもいいです。

タン、タン、タン、タン、と同じように。

これはとても簡単ですね。

これで一拍の感覚が身体に入ったら、今度は左手はそのまま四分音符、
右手を八分音符に変えます。

左手はタン、タン、右手はタタ、タタ。

これで引っ張られないで出来たら左右を反対にしてみます。

どちらかやりにくい方があるかもしれませんね。

それは聴き腕やクセなど、個人差がありますが、
「ああ、私はこっちがやりにくいな。」と思うこと、分かることが
とても重要なのです。

ピアノを弾く時に気を付けることができるから。

そしてさらに16分音符でも頑張ってみましょう。

こうしてリズム打ちをしていると、ピアノのキーボード上でも
出来るようになってきます。

楽譜を読む力、リズム感、指を鍛えること、反応する運動神経、
すべては連鎖していることで、これらの一つでも抜けると
音楽がきちんと出来あがらないと思います。

最後に表現力や、感じる心、気持ちといったものが加わって、
人を感動させる演奏になります。

ここまで、どうぞ頑張って目指していきましょう。

そして素敵なドビュッシーの「アラベスク第1番」が
弾けるようになりますように!

心から応援しています♪♪♪


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