20代男性ジュピターさんからのご質問
Q. 海野先生のピアノ教本で練習しています。DVDは助かります。
初心者がやりがちな、ただ楽譜をなぞるだけでリズムが取れない
今までやっていた教本と明らかに違うので驚きました。
一つお聞きしたいのですが、ジュピターの12小節目のミソラ
ラの指チェンジがうまくできません。5から3に変えるところです。
どのようにやればいいんですか?
A.
こんにちは。ご質問ありがとうございます。
そしてピアノ教本で頑張っていっらしゃるとのこと、
本当に嬉しくメールを拝見いたしました!
DVDを活用して練習してくださっているご様子、きっと目で見ることに
よってイメージがつかみやすく、指運びも確認出来ると思います。
さて、具体的な指変えのご質問ですが、5から3に変えるのが
難しいのですね。
きっとジュピターに限らず、よく出てくる指変えだと思います。
まず指変えは、「鍵盤が変わりながら指を変える」パターンと
「同じ鍵盤で指を変える」パターンがあると思います。
鍵盤が変わるというのは、たとえばドレミファソラシドと
進んでいく時、右手で12312345、という指を使う、
というのが分かりやすいです。
この際、ミからファに移る時に3から1に変わる、
3の指の下を1の指がくぐる形です。
そしてジュピターのように同じ鍵盤で変えるパターンは、
打鍵する場所は同じ、そこに指のほうを合わせていくパターンです。
これは例えば地面に○を書いて、その中で左足ケンケンから
右足ケンケンに変える、という感じでしょうか?
地面の○は条件として変わらない、大きさも位置も全く同じです。
変わるのは右足から左足、動いている側の条件が変わるのです。
実際やってみるとどうですか?
○の中に持ってくる足の位置、移動、そして何より○を狙って
ケンケンしますよね。
鍵盤のうえでも同じです。
ミソララのラの上に5の指から3の指を持ってくる。
5と3の指のぶんだけ手の移動が必要なわけです。
そしてこの移動を指先だけで考えて動くと、とてもねじれた
動きになります。
これではラの音を正しく打ちなおして音を出すことが難しいです。
ここが実は一番のポイントだと思いますが、3から5をもってくる時、
「かならず手全体を引っ越しさせて指の移動をする」
単純に小指から中指まで距離にして4~5センチくらい?
その分手首も右へ移動するのです。
決して指だけでラを取ろうとしないことです。
そうすれば指を無理に回すこともなく、指変えの後も
スムーズに演奏を続けることができます。
いかがでしょうか。
かえって分かりにくい説明になっていたらごめんなさい。
一度このようなことを頭において練習してみてくださいね。
頑張ってください!
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