4つと3つがうまく収まりません。 (ショパン新練習曲第1番 複合リズムのコツ)

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10代みいさんからのご質問
Q.メルマガ楽しく読ませていただいています。

  4年のブランクの後、独学で再開しました。
  
  今はショパンの3つの新練習曲第1番を練習しているのですが、
  4つと3つの複合リズムがうまく収まりません。
  
  3つと2つならできるのですが。。。

  コツなどありましたら教えてください。
 

A.

こんにちは。
いつもメルマガを楽しみにしてくださってとても嬉しいです!
そしてご質問いただきありがとうございます。

独学で再開とのこと、ショパンをお弾きになるくらいですから
きっとピアノを楽しんでいらっしゃることでしょう。

ご質問の4つと3つのリズム、これはまたまた大変です。

前回右手3つと左手2つのリズムについてお話しました。

全く違う事を同時にする、そしてお互いにちょこっと意識し合うということです。
そして今日のご質問の3つ4つも基本的には同じように左右が違う事を
同時にしていることには変わりありません。

では3つ2つの時より少し早めにリズムを叩いて
4つ3つにすればいいの?簡単?

そうでもないのです。

まず4つや2つ叩くというのは一拍が割り切れる数ですし、4拍子系です。
しかし3つに叩くというのは3連符、3拍子系です。
ですから3つ2つの時は右手が3拍子系、左手が4拍子系でしたが、
今回の4つ3つは逆になります。
右手が4拍子系、左手が3拍子系、叩く時に気にすることが逆になります。

みいさんの3つ2つなら出来るのに…という状況、
よくわかります。

そしておそらくみいさんは右利きではないでしょうか。

利き腕でないほうで3つをとるのはとても難しいですね!

私は3つ取りの左手はそもそも割り切れないアバウトなところをとっていくので、

こちらを大きく流れるように弾いて、それにかぶせるように右手を弾いてみるのが
良いのでは、と思います。

必ず拍の頭はそろえて。

書きながら思ったのですが、幻想即興曲もこのタイプですね。
右が4つに左が3つです。

この曲からも分かるように、ある程度流れるように考えないと難しいかもしれません。

もともとがかっちりと合うように出来ていないのですから。

片手ずつの練習など、基本的練習はもちろんですが、

あまり細部にとらわれないこと。
左の3拍子系、右の4拍子系を分かって弾くこと。

これらを少し意識することがコツだと思います。

いつか目からうろこ的に弾けるようになりますよ!

頑張って下さいね。


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