海野先生のピアノ講座|エレクトーンとピアノはどう違う?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

50代女性からのご質問
Q.エレクトーン歴は長いのですが、ピアノは難しいです。
  なぜ同じ鍵盤楽器なのにピアノは難しいのでしょうか?

 

A.

こんにちは、ご質問ありがとうございます。

エレクトーン、キーボード、チェンバロ、チェレスタ、パイプオルガン、
有鍵楽器と呼ばれる、鍵盤を有する楽器がたくさんあります。

その中でも似ているけど全然違う楽器の代表、ともいえる
「ピアノ」と「エレクトーン」。

私が小さい頃、ピアノ習ってる組とエレクトーン習っている組に
分かれました。

組、というのも言い方が変ですが、2分する、といいますか、
「私ピアノ~。」「私エレクトーン」という感じでした。
ピアノとエレクトーン共通する点は

・鍵盤があり、それを押さえることで曲を奏でる。

・右手と左手で弾く。

・場合によって変わるが、右手はト音記号、左手はヘ音記号。

では異なる点は

・ピアノは88鍵が一列に並んでいるがエレクトーンは2段、
そしてその2段が同じ高さの音がダブっているものもある。

・ピアノは3本のペダルを操作する、エレクトーンは足鍵盤があり、
足でもドレミを演奏する。

・音量調節はピアノの場合タッチの強さなど、奏法で行うが
エレクトーンは音量調節を足ペダルやメイン音量つまみで行う。
その関係上、ピアノは一つの音を伸ばしながらクレッシェンドは
できないが、エレクトーンは一つの音を伸ばしながら
クレッシェンドができる。

・ピアノは鍵盤が木造、なのである程度の重さがあるが
エレクトーンはプラスチック製で比較的軽い。

・音源はピアノ線でアコースティックな要素が強いが、
エレクトーンは電子音。

他にもアクションやダンパーなど、楽器自体の異なる点が
たくさんあります。

どうでしょう?こうしてみるとこの2つの楽器はあきらかに違う楽器、
似ているけど全く別の奏法を持つ楽器ですね。

そもそも足鍵盤を操るには、それ相応のトレーニングが必要、
ピアノを習っているからと言ってすぐにできるものではありません。

ピアノのペダルも、鍵盤の重さも、訓練で慣れていくしか
方法はないです。
エレクトーンを習ってきた方はピアノを難しいと感じるでしょう。

ピアノを習ってきた方はエレクトーンを難しいと感じるでしょう。

でもそれぞれに共通する点にも注目です。

とても基本的なことは共通していますね。

楽譜の読み方など、すぐに実践として使えるものがあるのは
とても嬉しいです。
弦楽器のようにヴァイオリンはト音記号、チェロはヘ音記号、
ビオラにかんしてはハ音記号!

「私ヴァイオリンだからヘ音記号全く読めないの~。」というのを
聞いたことがあります。

50才女性さんも、きっとすぐピアノにも慣れられると思います。

正しくレッスンして練習して、ピアノもモノにしてくださいね。

応援しています!


♪簡単にピアノを弾くなら。
♪楽譜が読めなくても、まず弾いてみたいなら。

★そんなあなたに朗報です!★

DVD付きで、見てすぐわかる!
海野先生のピアノレッスンがあなたの自宅に。

「楽譜が読めない」
「忙しくてレッスンに通えない!」

大丈夫です!
初心者でも一人で30日後には名曲が弾ける!!

さらに!有名な曲でテクニックまで身につける!!

海野先生の楽しいピアノレッスンを、あなたの自宅へお届けします。
→ 30日でマスターするピアノ教本&DVD 海野先生が教える初心者向けピアノ講座はこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

30日でマスターするピアノ教本&DVD

受講者数18,000人突破!
ピアノ教室のピアノレッスンをまるごと自宅へ!
海野先生が教える初心者向けピアノ講座

【セット内容】
DVD3枚、楽譜3冊、ピアノ教本1冊、特典1冊

収録曲
ベートーベン作曲「第九」 / ホルスト作曲「ジュピター」 / ショパン作曲「別れの曲」 / 伊勢正三作曲「なごり雪」 / ドヴォルザーク作曲「遠き山に日は落ちて」 / 谷村新司作曲「いい日旅立ち」


詳しい内容はこちらから

コメントを残す