作曲家たちが愛したピアノ

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こんにちは、海野真理です。

今回は「作曲家たちが愛したピアノ」というお話です。

私たちが日々弾いているピアノはグランド、アップライト

どちらにしても88鍵、木とフェルトと鉄と、そういったものから
できており、アクションとよばれるもの、ハンマーはとても複雑。

そのおかげで繊細な表現ができるすばらしいピアノです。

ピアノの歴史をたどっていくと当然最初からこのような完成した形では
なかったわけで、ピアノも長い時間かけて発達していくわけです。

ピアノの歴史を調べてみました。

 

それぞれの時代で作曲家が愛してきたピアノとは

目次

  1. ピアノの歴史について
  2. 作曲家ごとで使われていたピアノについて
  3. まとめ

ピアノの歴史について

現在のピアノはほかの有名なメディチ家の楽器管理人であった
イタリア出身のクリストフォリが発明したとみなされている。

現存する3台のクリストフォリ製作のピアノは、いずれも
1720年代に製作されたものである。

ピアノに先行する弦を張った鍵盤楽器としてはクラヴィコードと
チェンバロが特に普及していた。

クラヴィコードは鍵盤で音の強弱のニュアンスを細かく
コントロールできる当時唯一の鍵盤楽器であったが、
音量が得られず、狭い室内での演奏を除き、
ある程度以上の広さの空間で演奏するには耐えなかった。

一方のチェンバロは十分な音量が得られたものの、
自由に強弱をつけて演奏することは困難であった。

クリストフォによって発明された新しい楽器は、
ジルバーマンにより開発された。

ジルバーマンは彼の初期製作楽器の1台を1730年代にバッハに
見せているが、高音部が弱すぎると指摘した。

その後、ジルバーマンの楽器は改良を加え、ジルバーマンの
新しい楽器に触れた際にはバッハもこれを評価し、
ジルバーマン・ピアノの売り込みにも協力したという。

ピアノ製作は18世紀後半にウィーンを中心に盛んとなる。

ウィーン式のピアノは、木のフレームに1音2弦の弦を張り、
革で覆ったハンマーをもつ。

また現代のピアノとは黒鍵と白鍵の色が逆のものもある。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトがそのピアノ協奏曲や
ピアノソナタを作曲したのは、こういった楽器によってであった。

モーツァルトの時代のピアノは、イギリス式のピアノや、
現代の一般的なピアノよりも軽快な響きを持ち、減衰が早かった。

20世紀後半より当時の楽器の復元がなされ、19世紀初頭以前の
初期ピアノはフォルテピアノとしてモダンピアノと区別することもある。

1790年から1860年頃にかけての時期に、
ピアノはモーツァルトの時代の楽器から、
いわゆるモダンピアノに至る劇的な変化を遂げる。

この革新は、作曲家や演奏家からのより力強く、持続性の高い
響きの尽きぬ要求への反応であり、また、高品質の弦を用いる
ことができ、正確な鋳造技術により鉄製フレームを作ることが
できるようになるといった、
同時代の産業革命によって可能となったことであった。

時代を追って、ピアノの音域も拡大し、モーツァルトの時代には
5オクターヴであったものが、モダンピアノでは7オクターブ以上の
音域を持っている。

1790年代には5オクターヴと5度、1810年には6オクターヴの
楽器を作っている。

ハイドンとベートーヴェンにも楽器を送っており、ベートーヴェンは
その後期の作品で、拡大した音域を利用して作曲している。

1820年代になると、開発の中心はパリに移り、
当地のエラール社の楽器はフレデリック・ショパンや
フランツ・リストの愛用するところとなった。

1821年、セバスチャン・エラールは、
ダブル・エスケープメント・アクションを開発し、
素早いパッセージの演奏が容易となった。

後の改良を経て、グランドピアノの標準的なアクションとなり、
今日生産されているグランドピアノは基本的にこのアクションを
採用している。

モダンピアノの響きを作り出した大きな技術革新の一つに、
頑丈な鉄製フレームの導入があげられる。

鉄製フレームは「プレート」とも呼ばれ、響板の上に設置し、
弦の張力を支える。

フレームが次第に一体化した構造を獲得するのにあわせて、
より太く、張力が高い弦を張ることが可能になり、
また張る弦の本数を増やすことも可能となった。

現代のモダンピアノでは弦の張力の総計は20トンにも上りうる。

その他の代表的発明として、革の代わりにフェルトを
ハンマー・ヘッドに用いることがあげられる。

音色の幅を広げるソステヌート・ペダルは、1844年に発明され、
1874年にスタインウェイ社によって改良された。

この時代の重要な技術的発明としてはほかに、弦の張り方もあげられる。

低音部を除いて、1音2弦ではなく3弦が張られるようになった。

現代のアップライト・ピアノおよびグランド・ピアノは、
19世紀末に現在の形にたどり着いた。

その後も製造工程や細かい部分の改良は依然として続いている

(Wikipediaより抜粋)

先日、「楽譜が先か、楽器が先か?」という質問を
受けたことがあります。

要するに作曲家が作曲し、それにあう楽器、なのか、
その楽器における楽曲を作曲、なのか。

私は楽器があって、それに対する楽曲でしょう、とお答えしました。

それは私個人の考えですが、表現するもの(ピアノなりヴァイオリンなり)
があって、それに対する曲だと思うのです。

そうでなければ楽器の特徴や演奏可能な音域も知らないで曲は
作れませんし、何より「音色」というものを重視すると思います。

例えばサン・サーンス作曲「動物の謝肉祭」の白鳥、
これはチェロが演奏するのが一番いい!

チェロの音色、音域を考えて作曲されたものであり、
違う楽器で聴くと「イメージ違う!」と思ってしまいます。

サン・サーンス作曲「動物の謝肉祭」 白鳥

作曲家ごとで使われていたピアノについて

モーツァルトの時代は先ほどもありましたがウィーン式で
1音2弦時代のピアノ、今のような88鍵、鉄のフレームのような
音量は望めませんし、オーケストラも大編成のものではないわけです。

ですから、あのような軽やかなコンチェルトになりますね。

(トロンボーンなどもありませんでした。
 初めてオーケストラにトロンボーンを使用したのは
 ベートーベンであると言われています。)

ラベルのピアノコンチェルトなどになれば、ハープも入ってきます。

バッハの時代にはハープはありません。

作曲者によってそれぞれの時代のピアノがあり、
本当は作曲家はその頃のピアノの音色をイメージして
曲を書いていると思います。

まとめ

ショパンのプレイエルとかラフマニノフのスタインウェイとか。

なので、今のピアノで弾くと、ずいぶん変わってしまう。

こんなに性能のいいピアノでガッツリ考えていないのでは?
もっと大ざっぱ、というか普通に弾いていいのでは?と
練習に行き詰った時に考えたりします。

ひょっとしたら草葉の陰で「こんなきれいな曲になってるのね~。」と
自分の作ったピアノソナタを聴いている作曲家がいたりするかも、
と面白く思ったこともあります。

バロックのものはバロック楽器で、今のものとの時代ギャップは
400年ですから!

その時代の楽器で演奏された演奏を聴く機会があれば、
是非とも今の演奏と聴き比べてその時代にタイムスリップ
してみてくださいね。

きっと楽しいですよ!

 


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