ピアノとキーボードを徹底比較

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こんにちは、ピアノ講師の海野真理です。

 
いつも沢山のご質問やご感想をお寄せ下さり有難うございます。

そんな中、意外と多いご質問を今回は取り上げようと思います。

 
それは、

「ピアノを始めたいと思っています。キーボードは持っているのですが、
それでも大丈夫でしょうか?」

というものです。

確かに、キーボードであれば安価ですし、手軽に始められますね。

初心者の方はピアノを始めようと思った際に、どんな楽器を購入すれば
良いのかという部分で悩むことも多いようです。

そこで私の主観満載の、楽器解説をしようと思います(笑)

 
最近は、私が子どもの頃にはなかった電子楽器が多種多様にあります。
キーボード、電子ピアノ、ピアノにサイレント機能がついたもの、などなど。

 
今日はそれぞれの特徴、良い点などをそれぞれ見ていきましょう。

 

ピアノとキーボードの違いや良い点などを徹底解説!

目次

  1. キーボードについて
  2. 電子ピアノについて
  3. アップライトピアノ・グランドピアノについて
  4. どのピアノを選べばいい?

 

キーボードについて

難易度:初心者におススメ

鍵盤数:〜76鍵くらい

重量:4キロ〜10キロ前後

価格:1万円前後〜10万円前後

特徴

良い点

     
★価格がお手頃なので、購入しやすい。←オススメPOINT!!

♪音色を変えられたり、録音、演奏が内蔵されていたり、弾く以外にも楽しめる。

♪軽いので持ち運び自由。置き場所にも困らない。

♪調律がいらない。

難点

     
・鍵盤が軽く、指を鍛えるには物足りない。

・ペダルが付いていないものが多い。

 
最近、電気屋さんでキーボードを色々見てみたのですが、
かなり安価で高機能のものも多かったです。

タッチの強さで音の強弱が付けられるものも2万円程度でありました。

驚きです!

鍵盤が光るというものも、高齢者には人気のようでした。
色々な音色も出るので、初心者には触っているだけで楽しいかもしれません。

ただ、ある程度弾ける方、タッチにこだわりがある方、などは
物足りない感じがすると思います。

好きな曲を気軽に弾きたい、そんなに難易度の高い曲を弾く気はない、
という方には十分かもしれません。

 

電子ピアノについて

難易度:初心者〜中級者におススメ

鍵盤数:76〜88鍵

重量:40キロ〜80キロ前後

価格:5万円〜30万円前後くらい。

特徴

良い点

♪価格がお手頃なので、購入しやすい。

♪音色を変えられたり、録音、演奏が内蔵されていたり、弾く以外にも楽しめる。
 
♪軽いので持ち運び自由。置き場所にも困らない。
  
★調律がいらない。←オススメPOINT!!

★タッチがキーボードよりもピアノに近い。←オススメPOINT!!

難点

・ピアノに近いタッチですが、微妙なコントロールまでは難しい。

・置き場所の確保、重量といった面で、キーボードより困難

 
電子ピアノは各メーカーさんによって、本当にすべての面から様々です。

グランドピアノのタッチに限りなく近いもの、鍵盤がプラスチックでなく
木製のもの、デザイン性の富んだもの、など、選ばれる方の好みでよいと
思います。

私も時々、音色をハープシコード(チェンバロ)にして、
バッハを弾いてみることがあります。

バッハのイメージ通りの音で弾けるのでとても嬉しくなります。

このような勉強はピアノではできない、いいところだと思います。

どちらかというと、本格的にピアノを習いたいが、趣味の域を出ない
という方にお勧めです。

また、マンション等にお住まいで、ピアノの場所をあまり取りたくない、
ヘッドホンでなければピアノを弾けない、という方は電子ピアノが
ベストですよね。

 

アップライトピアノ・グランドピアノについて

難易度:初心者〜プロまでどなたでも

鍵盤数:88鍵

重量:アップライト・・・100キロ前後
グランドピアノ・・・300キロ前後

価格:アップライト 中古・・・20万円前後〜40万円前後
新品・・・50万円前後〜100万円前後

グランドピアノ 中古・・・50万円位〜様々
新品・・・100万円位〜1000万円以上

特徴

良い点

★ピアノ本来の美しい音色で演奏できる。←オススメPOINT!!

★タッチ、強弱、ペダルなど、勉強する過程で必要な要素に十分対応できる。←オススメPOINT!!

難点

・価格、重量、置き場所など、じっくり検討する必要がある。

・消音機能がないものは、近隣の方々への音の配慮を考えなくてはいけない。

・調律が必要

 
ピアノに関しては、最近の住宅事情、経済的な問題などから、
「欲しいけど難しい・・・。」という声をよく聞きます。

ピアノ教師としては、正直、ピアノで練習していただくのがベストです。
小さい頃からピアノで練習していると、指がしっかりしてきます。

そして何より、アコースティックの美しい音色は、音楽を奏でる
最大の楽しみであり、憧れですね。

 

どのピアノを選べばいい?

さて、3つの楽器について考えてみました。
最終的な結論としましては、

『購入される方のニーズに合わせて、納得できて、楽しめるもの』

これに限ると思います。

それよりも、私は「ピアノ弾きたい!」という気持ちを大切にして、
ピアノへの第一歩を踏み出してもらいたいと思います。

 


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