こんにちは、海野真理です。
今日は「ピアノの防音対策」というお話です。
ピアノの防音対策
目次
音、というのはとても心地よいものですが
音、というのはとても心地よいものですが、時と場合、
もしくは受けとる側によってはとても迷惑で
苦痛なものになってしまいます。
聞きたくないものを聞かされる、聞かざるを得ない、または
今やっている自分のことに支障をきたすほどの影響がある、
もっというと心身ともに健康状態が悪化する、など。
・・こうして活字にしてみるととても重いものになりますし、
こちらの軽い気持ちで音を出していいものか、
と考えさせられますね。
最近では音によってのご近所トラブル、傷害事件にまで
なってしまうこともありますので、細心の注意を
払う必要があると思います。
一番よい防音は
一番よい防音は、建物自体、お部屋自体が
防音の造りになっていること。
これは建築の段階で考えられていないと無理なことですが、
これが一番確実です。
我が家も家を建てる時に一番に考えました。
建築中に家を見に行った時、コンクリートの塊の
四角いところがあって「あれは何ですか？」と聞いたら
「レッスン室ですよ。」と言われました。
自分で考えておいて「あれは何ですか？」って
ちょっと間抜けなお話ですが・・。
軽量鉄骨の我が家において、骨組みの段階であんなに分厚い
コンクリートの壁が！と思うと、ここまでしなくては
グランドピアノでジャンジャン弾く音は
突き抜けてしまうのだなあ、と思いました。
さて、お家を建てる予定がない、もう建ててしまった、
マンションです、という方に次に確実なのは
「防音ルーム」。
ヤマハさんですとアビテックス、という商品があり、
お部屋の中に防音のお部屋を入れるような感じです。
ドアも、照明も付いていて本当にお部屋、さらに残響を
調節できる機械のようなものを設置すると、
まるでホールで弾いているような音で練習できます。
大きさも30畳くらいの大きいものから、ユニットタイプで
一人が立って演奏するくらいのものまで様々です。
日常的に対応できること
さてさて、それでもすぐに出来ることではないですし、
費用なども気になる、もっと日常的に対応できることは
ないだろうか、ということを考えてみましょう。
音というのは振動で伝わります。
それならその振動を止めてあげるということはどうでしょうか。
ピアノをなるべく壁から離したところに置く。
これは壁の振動で音が伝わるのを防ぐためです。
あとは振動以外に考えられるのは「音漏れ」。
窓辺にピアノを置かないとか、何か消音のために窓に貼るとか。
あ、あと壁に取り付ける防音シートのようなものもあります。
音楽教室に付いているのをよく見ます。
お部屋のドア、この隙間からも音は漏れます。
目張りのようなテープ、シールのようなものも
割と効果があると思います。
ピアノグッズとしては、グランドの3本の足の下にひく
ストッパー？お皿？のようなものがありますよね、
あれも防音のものがあります。
床の振動を防いでくれるのでしょうね。
ピアノ、ピアノに限らず、楽器というものは音を出してなんぼ、
聴いてもらってなんぼなのですが、マナー、エチケットあっての
練習や気持ちのいい音楽ではないかと思います。
弾く側も、周りの方も、気にすることなく音楽が出来る環境を
作っていけたらいいですね。
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