こんにちは、海野真理です。
今日は「オススメのリズム練習」といお話です。
オススメのリズム練習
目次
リズムだけで音楽は楽しめます
ト音記号も四分音符も、何も知らなくても
リズムだけで音楽は楽しめます。
それだけ音楽の「根本」にあるのがリズムだと思います。
手を「タンタンタン」と叩く、これだけですでにリズム遊びですから。
なので、リズムを取るのが苦手、とおっしゃる方は、
少し考え方を変えてみて下さい。
つい自然に体が動いてしまうような楽しいこと、
自然なことと思ってくださいね。
リズムが取れない～～、という曲は
リズムが苦手、ということをもう一度考えてみると、
案外それはリズム本体ではなく、いろいろな要素が絡み合って、
リズムが苦手、になっているのかもしれません。
たとえば、先ほどの「タンタンタン」というリズム、
これは超かんたん！！
でもこれに音がつくと、指番号が付くと、強弱がつくと…。
さあ、難しくなってきましたね！
リズムが取れない～～、という曲は、本当にリズムだけ
練習すること、これは凄く当たり前のことですが、
案外見落とすことかもしれないので、
ぜひとも頭に入れておいていただきたいです。
もちろん、曲となると「タンタンタン」というわけにはいきません。
付点１６分音符、シンコペーションや裏打ちなど、
複雑なものになってきます。
まずはいろんな条件を取り除いてシンプルにしていく、
リズムだけにして練習します。
「手を叩く」
リズム練習の王道！やっぱりこれですね。
楽譜通りにまず理解する。
そうしたら今度は拍との関連を考える。
拍の頭がずれると訳が分からなくなるからです。
１，２，３，４、と左手で拍を叩く、同時に右手でリズムを叩く。
この両手で違うことを叩くのがとてもいい練習、
そして難しいです！
でも、これができるようになると、
もうほぼ弾けるのではないでしょうか。
そしてこの練習はピアノに向かわなくても、
いつでもどこでも出来ます！
これはとても重宝する練習法なので、おススメです。
素敵な音楽はリズムあってのことです
もう一つ、これは具体的な練習法というものでは
ないかもしれませんが、考え方、捉え方を
こうしてみるとやりやすいかも、という内容です。
私たちはどうしても楽譜を見ながらの平面状で
いろいろ考えてしまいます。
だからこそ窮屈だったりすることもでてきます。
「タンタンタン」も、まっすぐだけ考えて、２次元的にたたくのではなく、
タン、とタン、の間にはふんわりとした空間があったり、
次のタンを叩く前のちょっとしたブレスとか、準備があったり。
これを３次元的に捉えてほしいです。
手を叩くのも、ペチペチ、ではないですよね。
シンバルを叩くような感じ、まさにそういう空間を
感じたリズム練習をしてみてください。
踏み込むようにタタン！とほぼ空間がないリズムもあり、
いっぱい伸びて、たくさんの空間に音楽が存在して
いるのを感じたり、これが楽しいと思います。
リズムのない音楽、って考えたことありますか？
もちろんありえないことではない、
音楽が成立しないわけではありません。
でもあの生き生きとした、バラエティに富んだ
素敵な音楽はリズムあってのことです。
ぜひ楽しんで、幸せな気持ちで頑張ってくださいね。
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