30代男性からのご質問
Q. 電子ピアノを購入したのですが、設定のところに440Hzとか442Hzとか
あります。これは何でしょうか?
A.
こんにちは、ご質問ありがとうございます。
電子ピアノご購入おめでとうございます~!
これで思う存分ピアノが楽しめますね。
さて、最近の電子ピアノには沢山の機能が備わっています。
私も音色を変えてみたり、リズム伴奏をつけてみたり、
結構楽しんでいます。
ご質問のHzは「ヘルツ」と読みます。
ヘルツ、と聞かれて「ああ~~!」とピンときた方も
いらっしゃるでしょう。これは音の高さ、ピッチを表す単位です。
楽器には、音を合わせる「チューニング」というものがあります。
一番有名(!?)なのはオーケストラが演奏前にオーボエの
「ラ」の音を出し、管楽器が合わせた後、コンマスが合わせて
弦楽器が合わせる、という場面ではないでしょうか。
この時の高さを表すのが「440Hz 442Hz」というものです。
基本は「440Hz」です。
ですが、少し華やかにしたい時は高めで「442Hz」にしたり、
ということもあるようです。
割と最近は442が多いような…。
たった2Hzの違いですが、これは絶対音感にある方などは、すぐに
どちらが440でどちらが442なのかわかるようですし、
ヴァイオリンの方などは、伴奏に使われるピアノがどちらで
調律されたものか、そしてそれによって若干の音程操作を、
自分の指のほうで出来るようです。すごい!
それくらいピッチというのは大切なのです。
以前、雅楽と合わせるのに、338Hzという設定にしたことがあります。
随分低くて「ひゃあ~~。」と思いましたが、こうして簡単に
チューニングができるってすごいなあ~と感心しました。
アコースティックピアノであれば調律でなおさなくてはいけないので
大仕事です。
電子ピアノの長所として、せっかくついている機能ですから、
一度440と442をぜひ聴き比べてみてください。
一曲弾いてみられたら違いが分かるのではないでしょうか。
そして「私は442が好き!」と思われたら442の設定にして
電子ピアノ使われてもいいと思います。
こういう楽しみ方もいいですね。
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