ピアノ舞台|ピアニストは何を考えて演奏してる?

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30代女性からのご質問
Q. ピアニストは気持よさそうにピアノを弾いてますが
  テクニック的なことを頭では考えていないのでしょうか。
  指が自然と動くくらい弾き込んでいて、あとは表現を
  しているだけなのでしょうか?

 

A.
こんにちは。ご質問ありがとうございます。
ピアニストの演奏は聴いていて惚れ惚れする素敵な演奏ですね。

流れるような旋律、美しい和音、そして力強いダイナミックな表現、
どれをとっても素晴らしく、真似のできない演奏です。

よく「どうしてあんな長い曲を暗譜できるのですか?」
「途中で分からなくならないのですか?」と聞かれます。

私自身、客席で聴いている時はおなじ疑問を持ちます。
疑問を持つというか、感心するというか…。

でもいざ自分が舞台に立つとなると、自然とそういうことは
出来ています。ちょっと不思議に思うこともあったりしますね。

ではピアニストは演奏中に何を考えているのでしょう?

もちろんその曲に没頭し、表現することに集中している、
これに限ると思います。
  
でも実際は、「あ、今舞台の上なんだ。」と思って急に緊張したり、
妙に客席の様子が気になったり、正直いろいろあったりします。

ご質問のテクニックについては舞台の上では
もうあまり考えていないかもしれません。

というのはテクニックは練習で死ぬほど考えてきたから。
舞台に立つ時にはすでに出来上がった状態なので、
気にすることはないのです。

ただ、成功率の低い難しい部分などは集中して、
グッと考えて弾くことはあります。
  
舞台での演奏では、やはり今まで作ってきた自分の曲を
表現することが一番でしょう。

何カ月も練習してきた曲、大抵はすっかり自分のものに
なっているので上手くいくのですが、何せいつもの練習と違うのは
人前」「舞台の上」であるということ。
 
当然、「緊張」というものと戦わなくてはいけません。
 
客席に座っていると、さも普通に演奏しているようですが、
きっと緊張しないで演奏できる人はいないのでは?

何かしら普通とは違うテンションのはずです。

ただ、それがいいのです!
舞台がやめられないのはあの緊張感とその後のあたたかい拍手、
達成感、これがあるからあんな怖い舞台にまた立とうという
気持ちになります。

音楽に没頭し、気持ちとピッタリ合った時には舞台の上で
「あ~、幸せ~~。」とじわぁ~っと感じることがあります。
こういう時いい演奏が出来ている時ですね。

やはり音楽は「心」ということでしょう。
 
あなたもぜひ「心」を表現してみてくださいね。


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