海野先生のピアノ講座|ピアノの曲は解釈をどうやっているの?

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40代男性からのご質問
Q.前から不思議に思うのですが、曲の解釈ってみなさんそれぞれですが、
  それはどのようにしていらっしゃるのでしょうか?

  たとえばショパンのノクターンでも演奏家によって弾き方が違いますが、
  楽譜通りに弾けばみなさん同じ演奏になるはずですよね。

  それでもいろんな演奏があります。それはどのような解釈から
  弾かれているのでしょうか?うまく説明できなくてすみません。

 

A.
こんにちは、ご質問ありがとうございます。
「曲の解釈」についてのご質問、よく伝わりました。

私は曲をお勉強する時、いつも何人かの演奏家のCDを聴きます。
それはいろんなテンポや表現など、いつくかのパターン(という言い方で
いいのかどうか。。。)を知っておきたいからです。

そして楽譜もできるだけ何種類かの出版社のものを用意します。
大学の図書館や楽器店など、見れるものはなるべく見比べます。
楽譜に書いてあるアーティキュレーション、テンポ、場合によっては
音が違ったりなど、これもたくさんのパターンを知っておきます。

これらの作業はすべていろいろな曲の解釈のため、必要な情報を
得るためです。私達はこれしか頼るものがありませんから。
何せ作曲者はもうこの世にはいません。

そしてショパンについて、ショパンの生まれたポーランドについて、
作曲された年代、その時のショパンの状況、時代の世界の動き、
何を着て何を食べ、どんな風景を見ていたのか、その他色々・・・。

ご質問の「どのような解釈から弾かれているのか」というお答えは

「先に述べたことを知り、想像し、自分のものにし、
最終的に音楽として表現いく」

という解釈のうえでの演奏だと思います。

ちょっと難しい言い回しになってしまいました。
私も上手く言えなくてごめんなさい。

でもこのような疑問を持たれるということは、たくさんショパンを
聴かれているのでしょうね。ピアノがとてもお好きなのですね!
とてもステキです♪

これからもごひいきのピアニストさんど見つけたりして、どうぞ楽しんでくださいね。


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