ピアノ表現|耳コピしたいけど絶対音感は必要?

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50代女性からのご質問
Q.ピアノの音が大好きで色々なCDを買い漁っては聴いています。
  同じ曲でも弾き手によって音が全く違うのですが、これは
  ピアノが違うからでしょうか?弾き方が違うのでしょうか?

 

A.

こんにちは。ご質問ありがとうございます。
大好きな音楽CDを買い漁って楽しまれているとのこと、素敵です!

今回のご質問、いいところに着目されましたね。
演奏者によって音楽が変わる、その通りです。

まず、私達弾き手は新しい曲に取り掛かる時、
頼れるものは「楽譜」です。
もちろんいろんな演奏を聴いてお勉強もしますが、すべての情報は
楽譜から得ます。

音符はもちろん、テンポ、強弱、アーティキュレーション、
すべてが楽譜に記されています。

しかし、この楽譜にかかれているものの受け取り方は
個人それぞれ的なものがあります。

例えば「フォルテ」という記号、直訳すれば「強く」ですが
 
「怒り狂うように強く」とか
「ドーーんと重々しく強く」とか
「花火があがったように華やかに強く」とか

曲によって、演奏者によって感じ方が違うので、
同じフォルテでも表現が変わってくるのです。

 「歌うように」という「カンタービレ」という記号も、人によって
歌い方はそれぞれ、歌い方によってはかなりルバートがかかる
(テンポが揺れる)こともあります。

演奏者によって音楽か変わる、それは当たり前のことなのです。

世の中に自分とまったく同じ人間が二人といないのと同じように
当たり前のことです。

そして、だからこそ演奏を聴く側は楽しい!

演奏会に行くたびに新しい出会いがあったり、ごひいきのピアニスト、
ファンになる演奏家を見つけたり。
ショパンならこの人、バッハならこの演奏がいい、と
お得意なものでCDを選んだり。

ご自分で演奏される時に、ちょっと真似してみたりして、
その演奏家になりきるのもひそかに楽しいです。

そして、CDの場合、レコーディングされた状態によっても
演奏が異なります。

スタジオでの録音、ホールや教会での録音、ライブ演奏での録音、
いろいろあります。

ぜひ一度ライブ演奏を聴かれてみてくださいね。

ミスタッチなどもそのまま、そして会場の熱気までつたわりそうな、
すべてが「そのまま」の演奏です。

特にアンコールになると会場の拍手、ブラボー!がハンパではなく、
思わず一緒に手をたたいてしまいます。

私のおススメCDは「世紀の名演奏家1ホロビッツ」に収録されている
ラフマニノフの「前奏曲ト長調」です。
これはライブ演奏なのですが、本当に感激しました!!

私は残念なことにホロビッツの演奏を聴くことができませんでした。
この演奏は偉大な20世紀の巨匠の演奏を、まるでそこで
聴いているかのような気持ちになります。

CDはいろいろな楽しみ方ができますね。
これからもどうぞ楽しんでくださいね♪


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