ピアノクラシック|演奏会のルールが分かりません

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20代男性からのご質問
Q.今度初めてクラシックの演奏会に行きます。そこで質問があります。
  拍手をするのに何か決まりごとがありますか?  
  あと「ブラボー」はどこで言うのですか?変な質問ですみません。

 

A.

こんにちは。ご質問ありがとうございます。
このご質問、すごく正直な疑問ですよね。
そしてきっと「今さら聞けない」という種類のもので、
読者の方々も同感してくださる方、いらっしゃるのではないでしょうか。

クラシックのコンサートに行き慣れていない方はどうしても

「堅苦しそう」
「何か決まりごとがありそう」
「変なことしたら恥ずかしい」

という気持ちがおありのようです。

実際クラシックに限らず、どんな催し物でもある程度のきまりは
あると思います。

たとえばライブなどでしたら録音は禁止、入る時に鞄チェックがある、 とか。
知らないと突然「かばんの中身をみせてください」と言われたらびっくりしますし、
「なんて失礼な!」と憤慨されるかもしれません。

そういった意味でも下調べしておくのはいいことですね。

クラシックの拍手ですが、そもそも拍手というのは気持ちの表れです。

演奏者が演奏前のおじぎで観客が拍手するのは
「いい演奏を楽しみにしています」という励ましの拍手、演奏が
よければ拍手は大きく、いつまでも鳴りやまずアンコール、
ということになります。

ではそこでもかしこでも感動しれば拍手すればいいのでしょうか?
拍手は基本的に一曲が終わってから。
そして一曲とはすべての楽章が終わるということです。

たとえば4楽章まであるピアノソナタだと、それぞれの楽章の間では拍手はしません。
なぜかというと、楽章の間はまだ曲の途中と考えるからです。

作曲家がそのような意図で曲をつくっていますから、曲調の変化も
一つのまとまりの中のことであって、トータルで一曲になっています。

そして「ブラボー!」も言わなくてはいけないものではなく、
本当にすばらしい演奏で、心の底からすばらしい!!と叫びたい時に
「ブラボー!!」を言えばいいと思います。

演奏家にとってブラボーば本当に嬉しいものです。
もし感激されたなら、どうぞ遠慮なく大きな声で!

ただし、これもすべての楽章が終わってからでお願いします。

私はよく、楽章の途中で拍手が起こるのを会場で聞くことがあります。
確かにマナー的にいえばあまり良くないことかもしれませんが、
その方が本当に感激して思わず手をたたいてしまった、という気持ちが
伝わる拍手で、どちらかといえば好感をもちました。

心が本能的に動くことは誰にも止められません。むしろそのような演奏が聴けて嬉しい、
と思っていただけることが何よりです。

初めてのクラシックコンサートが、
どうぞ素敵なものになりますように♪♪♪

また感想などお聞かせくださいね。


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