海野先生のピアノ講座|ピアノ発表会で緊張して自分の力が出せません

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31歳女性Oさんからのご質問
Q.前からどうしても解決できない問題があります。

  それは毎年やってくるピアノ発表会。

  暗譜がとても苦手で、どうしてもその緊張と不安が拭えません。
  自分の順番が来ても、家で弾いているように弾けるとはとても思えないです。

  「どんなに時間をかけて練習したとしても、楽譜を見ないで書けるほど、
  覚えているわけじゃない、ただ指がそれとなく覚えている程度」

  という感覚で、不安が取れないのです。

  少しでも軽減させることは出来ないものでしょうか?
 


A.

確かに普段は気にしなくとも、発表会など舞台に上がる前、上がった時、
突如として大きな不安を感じてしまう方も多いと思います。
私も発表会で同じような経験をしたことがあります!
ですから、少し思い返してみたのですが、私がそうなる場合は大抵
・練習不足
・集中力が欠けている
・演奏以外の何かが気になる。
といったことが多いように思います。
練習不足は、自分ではたくさん練習したつもりの時と、
明らかにまずい時、後者なら当然のことで仕方ないのですが、
前者はちょっとショックです。
ちなみにYさんは、「たくさん練習したぞ」「弾けたぞ」「これで完成!」
と思われるのはどんな状態でしょうか?
とにかく音符がさらえて、間違いなく弾けて、テンポがあがった、
というのでは、暗譜は少しあやしいかもしれません。

『メロディー、和音の美しさを心で感じて、
自分で風景をつくることができる。』

ここまでいくと「手が勝手に動いてくれる」的な当たり前の暗譜が
できるかと思います。

「暗譜が!暗譜が!」と思うより、「これからどんな世界を表現するか」
を頭に描いて集中すること。

これが本番の発表会で出来る暗譜の準備だと思います。

次の一つの音を心配するのではなく、全体の流れをしっかり
把握することでしょう。

それから「演奏以外の何かが気になる」というのは
「間違ったらかっこ悪い」とか「あ、今席を立った人がいる」とか
何かと会場の雰囲気に過敏になりすぎると音楽に集中できません。

全然気にしないこと!!

こういう時は図太い神経でいきましょう(笑)

それから、これは具体的な方法ですが、ピアノに向って弾くだけでなく、
本を読むように楽譜をしっかり読んでみましょう。

コーヒーを飲みながらでもかまいません。
頭で歌いながら音符一つ一つを見ていくのです。
そうすると、弾いていても「今何ページの何段目」と浮かんできたりします。

こうなれば安心ですよね。

私は 【暗譜=その曲を心から楽しむ方法】と思っています。

原稿を見ながらの演説より、自分の意見を皆さんの目をみて語るほうが
気持ちが伝わりますよね。
その曲のすばらしさを感じ、心から自分の表現を楽しむ、
そんな気持ちで暗譜に臨んでください。
自信をもって発表会で演奏してくださいね。

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