人前でピアノを弾くと緊張してうまく弾けない・・・

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

こんにちは、海野真理です。

今回は「人前でピアノを弾くと緊張してうまく弾けない・・・」というお話です。

緊張、あがり性の方からいうと、これはもう自分の力で
どうにもならない世界のような気がしますが、
うらやましいことに、全く緊張しない人もいらっしゃいます。

なんで~~~?

と聞いてみても、

「何でって聞かれても…。」

と逆に困らせてしまったりします。

緊張さえしなければ、もっときちんと弾けるのに、
と悔しい思いをしているのは私だけではないはず!
 

緊張したときでも、きちんとピアノを弾くには?

目次

  1. 緊張とは。
  2. 緊張した時の身体の状態。
  3. 緊張した時の心の状態。
  4. 不安、ではなく、準備ができたと考える。

緊張とは。

緊張と一言で言っても、それは人それぞれのパターンがあると思います。

一般的に多いのは、

「アンサンブルはいいけど、ソロで一人で舞台に立つのは緊張!」

ではないでしょうか。

一人、というのは本当に一人で(当たり前!)だれも助けてくれないし、
100%自分の音がホールに響き渡るわけで、それは演奏にしろ、
講演にしろ、生きた心地がしないくらいの思いかもしれません。

私はどちらかというと、アンサンブルやオケのほうが緊張ですね。

ソロなら自分の責任、誰にも迷惑をかけない、でもオケなどは
何かしてしまったら申し訳ない!
という思いがあります。

本当に人それぞれですね。

ではそもそも緊張とはどのような状態にあることを言うのでしょう。

デジタル大辞泉によると

緊張とは

 
1.心やからだが引き締まること。慣れない物事などに直面して、
  心が張りつめてからだがかたくなること。
   
2.相互の関係が悪くなり、争いの起こりそうな状態であること。

3.生理学で、筋肉や腱(けん)が一定の収縮状態を持続していること。

4.心理学で、ある行動への準備や、これから起こる現象・状況などを
  待ち受ける心の状態。

 
なるほど、言葉にすると良く分かりますね。

緊張した時の身体の状態。

特に1番などは、演奏する前のガチガチ状態がまさにそれです。

 
緊張すると身体的な変化というものが現れます。

心拍数が上がる。

手先が冷たくなる。

呼吸も浅くなる。

身体に力が入って、ぎゅっとなる。

などなど。

緊張した時の心の状態。

あとは心理的なことでいえば

きちんと弾けるだろうか、という不安。

失敗したらカッコ悪い、という自己防衛。

舞台に出る、ということに対して構える気持ち。

などなど。

 
こう書き並べてみると、マイナス要因ばかりですね。

でも、それだけのことです、舞台に立つのは。

では緊張は仕方がない?

もう諦めるしかないのでしょうか?

不安、ではなく、準備ができたと考える。

私は緊張、という状態は、考え方によっては悪いことではないと思います。

 
例えば4番。

心理学で、ある行動への準備や、これから起こる現象・状況などを
待ち受ける心の状態。

 
ある行動への準備

まさに、今から舞台で演奏する、ということへの準備です。

これが出来ていないと集中できず、予想外のミスがあったりします。

 
待ち受ける心の状態

これは、ある意味舞台へ出ていく覚悟のようなものではないかと思います。

非日常的な世界ですから、それはいつもと同じなわけはないです。

そして、こう思うことでしっかり覚悟、準備ができます。

 
どうですか?これらは舞台に出る前にとても必要なこと、
大切なことですよね。

ですから、緊張というのは

ピリッとした良い気持ち、舞台に立つ準備ができたよ!というしるし、
と考えたらどうでしょう。

不安、ではなく、準備、です。

 
これに、今まで自分が頑張ってきた努力が味方をしてくれたら、
その緊張はいい緊張になると思います。

(これで練習不足だと、悪い方へ輪をかけてしまいます…。)

 
と、語ってきた私も緊張は毎回のこと。

でもいざ舞台に立つと楽しいし、また次!という気持ちになります。

これも良い経験、ここまできて初めてその曲と向き合ってきた仕上げ、
と思います。

さあ、これらを全部含めて、ぜひ舞台を楽しんでくださいね!


♪人前は緊張するから、一人で楽しく弾けないかなー

♪レッスンも苦手だからできれば独学っぽいのがいいなー
 

★そんなあなたに朗報です!★

DVD付きで、見てすぐわかる!
海野先生のピアノレッスンがあなたの自宅に。

「楽譜が読めない」
「忙しくてレッスンに通えない!」

大丈夫です!
初心者でも一人で30日後には名曲が弾ける!!

さらに!有名な曲でテクニックまで身につける!!

海野先生の楽しいピアノレッスンを、あなたの自宅へお届けします。
→ 30日でマスターするピアノ教本&DVD 海野先生が教える初心者向けピアノ講座はこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

30日でマスターするピアノ教本&DVD

受講者数18,000人突破!
ピアノ教室のピアノレッスンをまるごと自宅へ!
海野先生が教える初心者向けピアノ講座

【セット内容】
DVD3枚、楽譜3冊、ピアノ教本1冊、特典1冊

収録曲
ベートーベン作曲「第九」 / ホルスト作曲「ジュピター」 / ショパン作曲「別れの曲」 / 伊勢正三作曲「なごり雪」 / ドヴォルザーク作曲「遠き山に日は落ちて」 / 谷村新司作曲「いい日旅立ち」


詳しい内容はこちらから

コメントを残す