暑い地域と寒い地域、なぜ音楽は違う?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

こんにちは、海野真理です。

本当に毎日暑くて…。

誰に会っても「暑いですね~」の一言から会話が始まります。

今年は「もう、暑すぎですね!」とか、「何ですかね、この暑さ」とか、
さらにバージョンアップした挨拶になっています。

こんな季節は、クーラーの効いた涼しいお部屋で、
ちゃんとあたたかいコーヒーやジャスミンティーなど
いただきながらクラシックを聴く、というのはどうでしょうか。

この暑さは、外に出ない方がいいと思われますし…。

あたたかい飲み物、というのがまたポイントで、
涼しところで冷たいものは体が冷えすぎます。

内臓はあまり冷やさないほうがいいですからね。

 

夏真っ盛りな今、夏に似合う曲

目次

  1. 野外フェスなどは夏の音楽満載
  2. レゲエは1960年代のジャマイカで発祥し、1980年代で大流行しました
  3. 寒いところを連想する北欧,こちらの音楽といえば?

 

野外フェスなどは夏の音楽満載

さて、夏真っ盛りな今、夏に似合う曲というのがあると思います。

いろいろなところで開催されるなぜか野外フェスなどは
夏の音楽満載ですよね。

私は20代の頃、一晩中レゲエの生バンドが演奏している
海水浴場で、楽しく過ごしました。

飲んで、踊って、ゴロ寝して、また踊って。

今思えば若かったな、今ではとても出来ないな、
なんて思いますがあの温度や雰囲気、
夏にピッタリの音楽とで盛り上がりました。

レゲエやフェスはクラシック音楽ではありませんが、
音楽はすべて共通!

夏にピッタリのいい音楽だと思います。

 

レゲエは1960年代のジャマイカで発祥し、1980年代で大流行しました

もともとレゲエというのは1960年代のジャマイカで発祥し、
1980年代で大流行しました。

ボブ・マーリーを知らない方はいらっしゃらないでしょう。

 
あの温度とよく合ったリズムや楽器構成は、
やはりジャマイカという土地柄あっての音楽なのだと
あらためて思います。

レゲエが北欧、とは思いませんよね!

私が「ああ!これはとてもラテンな雰囲気。スチームドラムとか
似合いそう。」と思ったクラシックにフランスの
ダウリス・ミヨー作曲「スカラムーシュ」
という曲があります。

 
本当にラテンな感じで、2台ピアノやサックスでの
演奏をよく聴きます。

第3楽章冒頭には「サンバのリズムで」と書いてあるくらい
ですから、まさに暑いとこの音楽、ということですね。
(作曲家はジャマイカではなくフランスですが…)

 

寒いところを連想する北欧,こちらの音楽といえば?

では先ほどでてきた、寒いところを連想する北欧、
こちらの音楽といえば。

もうこの人しか思い浮かばない、といっても過言ではない作曲家。

ジャン・シベリウス。

フィンランディア、

 
交響曲、

 
ヴァイオリン協奏曲。

 
何を聞いても涼しげ!

本当に2、3度は温度が下がりそうな感じです。

このジャマイカサウンドと北欧サウンド、なにがどう違うのでしょう?

圧倒的に違うのは、「長調か短調か」。

もちろん暑いほうが長調、寒いほうが短調ですね。

絶対そうですとはいいませんが、これはけっこう当てはまります。

そして次に考えるのは「リズム」。

生き生きと動きがあったり、裏拍にアクセントがあったりするものが
暑い音楽によくみられます。

逆に寒い音楽は、ロングトーンでちょっと吹雪みたいな
雰囲気だったり、ヴァイオリン協奏曲の冒頭のように、
ピアニッシモで同じことを繰り返す伴奏、
そこに長い音符が多いメロディが入ってくると、
本当に雪女が出てきそうです。

ひんやり冷たい雰囲気は、あまり活動的なリズムは少なそうですね。

人間も、あまり動かない方が体温も上がらず涼しいですね。

動くといっぱい汗がでて暑いです。

ひょっとして、音楽にも同じことが言えるのかもしれません。

作曲家自身が暑いところ、寒いところ出身、ということ、
その人自身が幼少時代から肌で感じている温度、湿度、
雰囲気というものが作品に大きく影響していると思います。

私たちは音楽を聴くことでそういった疑似体験を
しているのかもしれません。

カリブ海のどこか伸びやかなリラックス感、ツンドラ、
フィヨルドのとんがった厳しい感じ。

どちらも行ったことも体感したこともないけれど、
音楽からそれを感じて共感できるのが本当に楽しいです。

「夏はガッツリ暑く!」派のあなた。

「暑いの苦手、少しでも涼しく!」派のあなた。

どちらもこの夏は家で音楽で、それを楽しんでみるのもいいですね。

 


♪暑い夏は涼しい部屋でピアノを弾いて過ごすのもいいかも。

♪季節の音楽を楽しむのもなんだか素敵だな。

★そんなあなたに朗報です!★

DVD付きで、見てすぐわかる!
海野先生のピアノレッスンがあなたの自宅に。

「楽譜が読めない」
「忙しくてレッスンに通えない!」

大丈夫です!
初心者でも一人で30日後には名曲が弾ける!!

さらに!有名な曲でテクニックまで身につける!!

海野先生の楽しいピアノレッスンを、あなたの自宅へお届けします。
→ 30日でマスターするピアノ教本&DVD 海野先生が教える初心者向けピアノ講座はこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

30日でマスターするピアノ教本&DVD

受講者数18,000人突破!
ピアノ教室のピアノレッスンをまるごと自宅へ!
海野先生が教える初心者向けピアノ講座

【セット内容】
DVD3枚、楽譜3冊、ピアノ教本1冊、特典1冊

収録曲
ベートーベン作曲「第九」 / ホルスト作曲「ジュピター」 / ショパン作曲「別れの曲」 / 伊勢正三作曲「なごり雪」 / ドヴォルザーク作曲「遠き山に日は落ちて」 / 谷村新司作曲「いい日旅立ち」


詳しい内容はこちらから

コメントを残す