3度の和音をズレないように弾くには?

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こんにちは、海野真理です。

今回は「3度の和音をズレないように弾くには?」というお話です。

3度、6度、オクターブ、私たちを悩ませる重音ですね。

私は受験前に徹底的に3度6度をショパンエチュードでお勉強しました。

そのおかげか、今は割と楽に弾けるようになりましたし、
かえって楽しいくらいですね。

オクターブは手が小さいのでちょっと辛いです。

私たちは、長さも強さも違う5本の指を使ってピアノを弾いています。

そして条件がこんなに違うにも関わらず、

「5本すべてが独立して同じ強さで弾けるように。」

「おとのつぶがそろうように。」

ということを要求されます。

それは音楽を作っていくうえで必要不可欠だからこそ。

こう表現したい、の手段として大切な技術だからです。

でも一筋縄ではいかない、難易度の高いことです。

なぜそんなに3度和音が難しいか。

 

3度の和音をズレないように弾くコツ

目次

  1. 3度の和音が難しい原因
  2. 3度の和音をズレないように弾くための練習方法
  3. まとめ

3度の和音が難しい原因

なぜそんなに3度和音が難しいか。

それはやはり今日のテーマにもありますように「ズレないで弾くこと」

今日はこのズレる原因を考えましょう。

 
ふつうに3度和音を考えると
「ドミ」「レファ」「ミソ」
これらは「1と3」「2と4」「3と5」の指を使いますね。

試してみてください。
 

どれが一番弾き難いですか?

きっと「レファ」か「ミソ」でしょうね。

「ミソ」が一番弾き難いかもしれません。

 
それは

4と5の指の弱さ、独立できていないこと。

ペアで動くことによってやりにくさ倍増。

ということがあると思います。

二人三脚的な難しさですね。

3度の和音をズレないように弾くための練習方法

「ミソ」の場合5の指が短いので、バランス的に3の指の「ミ」が
先に音がでてしまって、そのあとから追っかけるように「ソ」という風な
バラバラ感があると思います。

それならば5番から先に弾く、くらいの意識でどうでしょうか。

重みをかけて少し小指側に振って。

それでも5番の「ソ」が先に音が出ちゃった、ということには
ならないと思います。

ちょうどよく音が出るかもしれません。

あとは「ミソ」を弾いて「ミ」をそのままのばして「ソ」だけ
コツコツと弾いてみる。

コン、コン、と打ってみます。

こうすることによって独立もするし、重みも振りも実感できると思います。

あとは「レファ」の場合、これはもともと動きにくい4の指、
ということを最初から分かっておきましょう。

練習方法は先ほどの「ミソ」と同じことで大丈夫です。

4の指は動かそうと思ってキッと力を入れてしまって
曲げてしまわないよう、少し伸ばし気味でいいので手前に引かない、
どちらかというと指を長く使って。

関節を曲げてロック状態だと余計に動きません。

指の独立と、それらを重音で使うことはとても難しいですが、
できるようになると魔法のようにピアノが弾きやすくなります。

まとめ

一生懸命頑張りすぎて練習すると、腱鞘炎になったりします。

特に3度はがむしゃらにやりすぎたり、
できないことで力が入りすぎる傾向があります。

指を痛めては元も子もないですね。

無理をせず、でもいつも意識して、でもやはりトレーニングしないと
動くようにならないので、頑張っていきましょう!

 


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