こんにちは、海野真理です。
突然ですが、皆様、ご自分の演奏を聴いたことがありますか？
自分で自分の演奏を聴いてみよう
目次
自分で弾いて、自分で聴く
もちろん、ライブでは無理です！
自分で弾いて、それを客席で自分で聴く、なんてことは不可能
でも一度でいいからやってみたい！と願うところです。
発表会や結婚式で演奏する機会があった方などは
きっとDVDやビデオにその演奏が残されているのでは、と思います。
そういう機会がない方も、自分の家での練習や演奏を携帯でとってみる
動画でも音声の録音でも、なんでもいいのですが、そのようなことをされたことがありますか？
これって、実はあまりない、という方が多いんです。
なぜかというと…。
自分の演奏って正直聴きたくないんです！
だって、弾けてないところは分かっているし
上手じゃないこと十分承知。
その上、思っていたよりもへたっぴに聞こえてしまうんです。
「ええ！？うそでしょ～～～～！！こんな演奏なの？」
とショックを受けてしまうからです。
でもこれはプロも同じかな、少なくとも私は同じ気持ちです。
今までたくさんの本番、コンサート、そのたびにDVDも録画も増えていく
でもしっかりと見るには最初に「エイヤッ！！」勇気がいるし
終わってしまったことはもういい、と思ってしまいます。
聴かないともったいない！
でも、でもね、これはとってももったいないことなんですね。
せっかく頑張った成果、せっかくお客様が楽しんでくれた舞台、これを自分で見ないなんて！
先ほども言いましたが、演奏者が
自分の演奏を楽しむ手段は録画しかないんです。
ライブで楽しめないのですから。
だからこそこういったものが残ることはありがたいし、自分で楽しまなくてはと思います。
それと同時に、終わってしまったことは次への始まりでもある
今回の反省を次に生かすために演奏は聞いておくべきだと思います。
思いがけずのことであればなおさらのこと
だってずっと気が付かないで今後もやってしまう可能性が高いんです。
それを動画で気付く、直せるというのは凄いことです！
練習の段階で、たくさん録音してたくさん聴いて、たくさん直していってほしいと思います。
あとは自分で自分の良いところを見つけるためにも、ぜひ録画や録音を活用ください。
聴くことで見えてくる良いところ
いままで言ってきたことは、反省すること、良くないことを見つけることでした。
でも、いいところもたくさんあると思います！
私たちはつい自分に厳しくなってしまいます。
日本人の謙遜の気持ちも手伝ってついつい、
「いえいえ、私なんて！」とか
「いやあ、そんなことないですよお～」とか
言いがちですが、せっかくなら自分で自分を褒めてあげましょう。
私は演奏が納得いかなくても
「ドレスがイイ、曲のイメージとよく合ってる！」
「舞台そでから出てくる時の表情がいいわあ、」
とか言って、テンションを上げていきます。
（そこしか褒めるところがなくても、それでも褒めまくります！）
だって、褒めてくれるのも、厳しい意見を言ってくれるのも、自分しかいないですよね。
だから褒めることも次へのステップ、やる気アップ、楽しいことは続けられます！
芸術の秋、自宅で自分のために自分のDVD演奏会、なんてのも素敵です。
是非皆さん、楽しんでくださいね！
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