和音なのに指の力が均等じゃない!?

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こんにちは、海野真理です。

今回のテーマは
『和音なのに指の力が均一じゃない!?』というお話です。

ピアノという楽器の特徴の一つとして、
「一度に沢山の音をだすことができる」
ことが挙げられると思います。

管楽器は当然一つの音しかでません。

弦楽器も違う弦で和音は出せますが、ピアノほど沢山の音は無理です。

 
ピアノは88鍵の鍵盤を10本の指で弾く楽器だからこそのことですが、
同時にジャン!と音を出す和音、そして旋律と伴奏、ベースの音にリズム、
このようなことを同時に出来る楽器ならではの特徴です。

だからこそ一人で弾いていても楽しい楽器ですが、
それゆえに苦労もあります。

 
音が沢山鳴る、ということはそれだけで
ガチャガチャした音楽になりがちです。

ましてや一度に3つも4つも音が鳴る、ということは
相当強調されることになしますから
へたをすれば音楽を壊してしまう可能性もあります。

今回のテーマの意味、それは和音のバランス、
一番必要な音の意識、そういったお話になってきます。

 

ガチャガチャした曲になる原因と解決方法

目次

  1. ガチャガチャした曲に聴こえる理由
  2. 曲全体がバランスよく聞こえる和音の弾き方
  3. 自分の思い通りに音の強さを変えられる練習方法

 

ガチャガチャした曲に聴こえる理由

たとえば

右手がメロディーを弾いている中で和音がでてくることがありますね。

その時は(ケースバイケースですが)だいたい和音の一番上の音が
メロディーラインの中の音だったりすることが多いです。

そうなると、和音3つの音が全部同じように鳴ってしまうのではなく、
右手の5、もしくは4の指がとっているであろうメロディー音を
しっかり出します。

そしてその他の音は、そのメロディーの邪魔にならないよう、
バランス良く鳴らすことが必要です。

でも、決していらない音ではないので、音が薄くなりすぎたり
浮いてしまったりしてはいけません。

よーく自分の出している音を聴くことが重要です。

曲全体がバランスよく聞こえる和音の弾き方

ではどうしたらそのように弾けるのか?

和音を弾いている3本の指にそれぞれどれくらいの割合で体重を乗せるか?

それはメロディーラインの指だけにコツン!と重さをかけることです。

和音なのに指の力が均等じゃない!?というのはある意味
和音を弾くにあたって一番考え、そうしていかなくてはいけないことです。

音楽がなんだかまろやか、和音があることによって深みがあり、美しい。

そう感じる演奏はすべてこうした「バランス」が絶妙にいいと思います。

あの有名なベートーヴェンの「月光ソナタ」のように、
同じ右手で伴奏と旋律を弾く場合、

ソドミソドミソドミソドミ…の伴奏ばかり聴こえたのでは
あのしんしんとした雰囲気は出ませんね。

あの音がまるで少し遠くで聴こえているかのように、そして
ソーソソーという右手5番の指が弾くメロディーが
聴こえてこその美しさです。

ベートーヴェン/月光ソナタ

ソドミの指の独立、音量までコントロールできること、
その音楽中にどれくらいの音量で重さでソーソソーを
落としていくか、これはなかなか高度な技術です。

自分の思い通りに音の強さを変えられる練習方法

よく生徒さんにお話する練習方法は

たとえばドミソの和音で考えると、

ソの音をしっかりだして他を抑える練習、

まずフォルテで、それもただフォルテではなく
自分の腕の重さをすべて小指に集めて、それを鍵盤の底へのせる、
叩いてはいけません!

そのようなイメージをもってソを弾きます。

そしてその小指をキープしたまま、その音を聴きながら
残りのドミ、をひいてドミソの和音を作ります。

ソに対してのバランス、そして何よりソの音一本をしっかり出す
指のトレーニングになります。

普通に考えると、力のある親指や人差し指が大きな音に
なってしまうと思いますので、この場合もドが一番大きく
なってしまうかもしれません。

そしてもっと高度になるとドミソのミを出してドとソを消す、
ドをだしてミソを消す、

このようにたとえ同時に弾いても自分の意のままに
出したい音だけ強調してだせる、独立した指作りの勉強になります。

これができれば本当に素敵な音楽になります。

ただ、難しい!!

他にもバッハのインヴェンション、シンフォニア、
平均律などのポリフォニー(複数の独立した声部からなる音楽)を
お勉強すること、これは大変難しいですがすばらしくいいお勉強です。

J.S.バッハ/インヴェンション

J.S.バッハ/シンフォニア

全ての指の独立のため。

そして最後に音楽を作るのは、
「自分で自分の出した音を聴けているかどうか」にかかっています。

和音はバランスが命!

よーく冷静に聴きながら練習してみましょうね♪

 


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