強弱を上手につけて弾くために

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こんにちは、海野真理です。

今回は「強弱を上手につけて弾くために」というお話です。

音楽の表現としてとても重要な要素の一つである「強弱」。

子どもの頃、練習している私に母が
「強弱がついてないよ、ずっとおんなじ感じ。」
と声をかけてきました。

「もお~~!気持ちよく弾いてるのに!」
とすごく腹が立ったのを覚えています。

 

ピアノの音楽表現で重要な「強弱」をつける方法

目次

  1. ピアノ演奏で「強弱」が重要な理由
  2. ピアノで強い音をだすためのコツ
  3. ピアノで弱い音をだすためのコツ
  4. まとめ

ピアノ演奏で「強弱」が重要な理由

私の母はピアノの先生でもなく、自分が小さいころから
ピアノを習っていたわけでもない、言葉は少し悪いですが、
いわゆる超素人です。

でも母はことあるごとに練習中にも関わらず口を挟んできました。

「どんどん速くなってる。」

「リズムがトテトテなってる。」

などなど。

リズムがトテトテ、は母なりの言葉、
トテトテって何だかよくわかる描写です。

こと強弱に関してはいつも言われました。

超素人さんが聴いていて気が付く、耳につく、曲全体のイメージを
決めてしまうほどの重要なものなのだろうと思います。

強弱、とは言葉の通り、「強い、弱い」、一言でいうと
そうなりますが、この強い弱い、が奥が深いものです。

ピアノで強い音をだすためのコツ

強い音をだすために必要なこと、これはやはり強い指、
があげられると思います。

子どもの小さな手が打鍵して出す音は、どんなに頑張っても
小さな手相応の音ですね。

もちろんそれでいいのです。

そこからみんな始まるのですから。

お稽古していくうちに、打鍵になれる、回数繰り返すうちに強くなる、
筋トレのようなものです。

そのうち、力に任せて叩く弾き方から、重さをのせて、かけて、
余分な力を抜く方法にたどり着きます。

その重さをかけたとき、支えられるだけの強い指が必要です。

のせても潰れてしまう指では、せっかくの脱力もただの
フニャフニャになってしますから。

ピアノで弱い音をだすためのコツ

弱い=小さい音、と思われている方、結構多いのではないしょうか?

私はその逆で、強いからこそ弱い表現ができる、と思っています。

強いからこそ弱く出来る?

弱いなら弱いでいいのでは???

小さい音、弱い音というのは、決して音自体が弱々しいのではありません。

小さな音をだそうと打鍵すると、空振りのようにスカッと
音が出ないこともよくありますね。

小さく小さく、と思いすぎて音が出るために必要な重さや打鍵の速さが
不足してしまうからです。

重さは変わらずかける、意志のある芯のある音をだす、
ただ音量が少ないだけ。

これが「強弱」の「弱」です。

ということは「強」よりも気は使うし、コントロールが必要で
難しいことではないでしょうか。

私は美しいP、PPが一番難しいと思っていますし、
そのような美しい音で奏でられる音楽は本当に素晴らしいと思います。

感動しますね。

そして、「弱」が生きるためには「強」とのバランスがとても重要です。

曲全体を見たときに、出すべきところは出す、落とすところは落とす、
このメリハリが表現を生み出すのです。

まとめ

「強弱」とはただ強い弱いと音量でつける、
というものではないということにもうお気付きのことと思います。

母が私にいった「強弱がついてないよ、ずっとおんなじ感じ。」
という言葉の通り、

曲全体がのっぺりと何の凹凸もなく、おんなじ表現になってしまわないよう、
強弱という一つの表現方法を使って自分のイメージで音楽を演奏する、

これが「強弱を上手につけて弾く」ことだと思います。

音楽性の要素が強いことですが、実際にこうしたい、
ああしたいをかなえるための技術が必要。

「強い」ためにも、「弱い」ためにも、脱力して自然に体の重み
をかけること、そしてその重みを支えられる指を作ること、
日頃から考えて練習していきましょう。

 


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