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グッドアピール ホーム > グッドアピール杯フォトコンテスト > 2017年 審査結果発表

グッドアピール ホーム > グッドアピール杯フォトコンテスト > 2017年 審査結果発表

総評

審査員代表 高崎勉

審査員代表
高崎勉

たくさんのご応募、本当にありがとうございました。
記念すべき第一回目となるグッドアピール写真コンテストは
10月9日に審査を行いました。
ご応募くださった作品のすべてに講評文を付けせていただきました。
多少、辛辣なコメントも含みますが、
あなたのフォトライフにとって必ずお役に立てる内容になるよう、心を込めて書きました。

また、もう一人の審査員の松龍さん(本名:松下さん)からは今回特別に皆様に
「ひとことメッセージ」をいただきました。
本当にたったのひとことですが、直感的に発せられた言葉には重みがあると思います。
集まった作品を見て、総じて感じたことはタイトルのつけ方が大人しいということです。

みなさん、DVD教材で学んでいらっしゃるからでしょうか、
作品のクオリティは想像以上に高いのですが「ご自身の伝えたいこと」よりも、
目の前の現象・事象を残すことにばかり気を取られているのではないかと感じました。

そして次回も挑戦していただけるよう、ここで大きなヒントをお伝えします。
あなたの作品をA4サイズ以上の大きさにプリントして、居間に飾ってください。
どんなにインパクトがあって、驚くような作品であっても、美しい風景であっても、
その写真を長い期間、見ていることができますか?
また、面白いものであってもご家族や遊びにいらしたご友人が目を背けてしまうようなものだと、
それは他者からの共感を得られにくい写真と言えるでしょう。

今回のテーマは、「あなたが残したい街、人、もの」でした。
自然、人工物、人間関係、様々なモチーフが考えられますが、いつまでも残したいものとは、
「いつまでも眺めていたいもの」とも置き換えられるのではないでしょうか?
そこにあなたならではの思いが込められると、見る側の感動も増幅すると思います。

「他のコンテストだったら、いい線いってたのになあ、、」と感じる優秀な作品はたくさんありました。
ですが今回、我々審査員が選んだのはこの4点です。
選評を公開しますので、ご参考にしていただければ、これからのあなたの作品制作のお役に立つと思います。
また、オーディエンス賞に選ばれた3作品に関しても講評を公開いたします。

鄭 義弘
「それぞれの憧憬」

鄭 義弘
「それぞれの憧憬」

高崎勉 講評

最高賞に相応しい素晴らしい作品と言えるでしょう。
ですが、審査では大いに議論しました。
「まさに撮影スポットで撮った」的な写真ですので、目新しさは感じないのではないか?という意見も出ました。
ですが仮にコンテストやSNSなどで見慣れた有名な光景であったとしても、光、シャッターチャンス、構図、など完璧です。
そして人物がシルエットになっているにもかかわらず、それぞれのストーリーが感じられます。
この場所で多くの方が写真作品を撮っているかもしれませんが、この1枚は優れた作品と言えるでしょう。
空港や駅にはドラマが溢れています。その一つだけに焦点を当てたわけではなく、様々な人生が行き交う場という空気が写し込まれていますね。
作品を観る側のそれぞれの境遇で感情が移入しそうです。
これは人物写真であり、風景写真であり、モノ(飛行機)もいいバランスで要になっていてジャンルを超えた1枚ですね。
最高賞に選んだ決め手は「長く鑑賞していたい。」そう思わせられたことです。
グランプリおめでとうございます。

高崎勉 講評

最高賞に相応しい素晴らしい作品と言えるでしょう。
ですが、審査では大いに議論しました。
「まさに撮影スポットで撮った」的な写真ですので、目新しさは感じないのではないか?という意見も出ました。
ですが仮にコンテストやSNSなどで見慣れた有名な光景であったとしても、光、シャッターチャンス、構図、など完璧です。
そして人物がシルエットになっているにもかかわらず、それぞれのストーリーが感じられます。
この場所で多くの方が写真作品を撮っているかもしれませんが、この1枚は優れた作品と言えるでしょう。
空港や駅にはドラマが溢れています。その一つだけに焦点を当てたわけではなく、様々な人生が行き交う場という空気が写し込まれていますね。
作品を観る側のそれぞれの境遇で感情が移入しそうです。
これは人物写真であり、風景写真であり、モノ(飛行機)もいいバランスで要になっていてジャンルを超えた1枚ですね。
最高賞に選んだ決め手は「長く鑑賞していたい。」そう思わせられたことです。
グランプリおめでとうございます。

加賀 勇治
「初夏のひと時」

加賀 勇治
「初夏のひと時」

高崎勉 講評

プリントで提出された作品です。パッと目にした瞬間にこのアングル不思議さに心を奪われました。
ドローンを使っているのか、自撮り棒を使っているのか、木に登って撮ったのか、定かではありませんが、俯瞰(真上から見下ろすこと)によって、親子を客観視する試みは大変面白いと思います。
状況が先にあったのでしょうから仕方ないのですが、残念ながら光線の取り入れ方は特別なものを感じませんね。
もっと光感に溢れていたなら、この作品はグランプリの対象になっていたのかもしれません。
それほど、審査員が感心した作品です。
とにかくこのタイミング(お母さんが子供をスマホで撮影しているところ)を逃さなかったことが勝因ですね。
写真は明るさの階調を豊かにアウトプットできる出来る表現手法です。
髪の毛の質感、帽子の質感、などが描写されているとさらにいい写真になるでしょう。

高崎勉 講評

プリントで提出された作品です。パッと目にした瞬間にこのアングル不思議さに心を奪われました。
ドローンを使っているのか、自撮り棒を使っているのか、木に登って撮ったのか、定かではありませんが、俯瞰(真上から見下ろすこと)によって、親子を客観視する試みは大変面白いと思います。
状況が先にあったのでしょうから仕方ないのですが、残念ながら光線の取り入れ方は特別なものを感じませんね。
もっと光感に溢れていたなら、この作品はグランプリの対象になっていたのかもしれません。
それほど、審査員が感心した作品です。
とにかくこのタイミング(お母さんが子供をスマホで撮影しているところ)を逃さなかったことが勝因ですね。
写真は明るさの階調を豊かにアウトプットできる出来る表現手法です。
髪の毛の質感、帽子の質感、などが描写されているとさらにいい写真になるでしょう。

池田 真祥
「涼気」

池田 真祥
「涼気」

高崎勉 講評

高崎は個人的にとても好きな作品です。
「この作品を額装したい!」そう思いました。
滝を正面から捉え、シャッタースピードの選択にも細やかな意思が感じられます。
気になるのは画面左下の岩の存在です。
この岩がなく、滝壺の白さだけが画面下段に広がっていたら、もっといい作品になっていたと思います。
風景写真は借りものを撮るわけですから安易に引き算はできませんが、自分の立ち位置を変えてみたり、三脚をなるべく高い位置に構えるなど、現場で試されましたでしょうか。
岩を入れるなら、もう少し引いた図でもよかったかもしれませんが、このままでも潔さを感じます。
100点満点とは言えませんが、この先の可能性を感じますね。
天気の選び方、トリミングともに日本絵画のような美しさに脱帽です。
撮り手のセンスがにじみ出ていますね。

高崎勉 講評

高崎は個人的にとても好きな作品です。
「この作品を額装したい!」そう思いました。
滝を正面から捉え、シャッタースピードの選択にも細やかな意思が感じられます。
気になるのは画面左下の岩の存在です。
この岩がなく、滝壺の白さだけが画面下段に広がっていたら、もっといい作品になっていたと思います。
風景写真は借りものを撮るわけですから安易に引き算はできませんが、自分の立ち位置を変えてみたり、三脚をなるべく高い位置に構えるなど、現場で試されましたでしょうか。
岩を入れるなら、もう少し引いた図でもよかったかもしれませんが、このままでも潔さを感じます。
100点満点とは言えませんが、この先の可能性を感じますね。
天気の選び方、トリミングともに日本絵画のような美しさに脱帽です。
撮り手のセンスがにじみ出ていますね。

西村 純一
「水中の蓮花」

西村 純一
「水中の蓮花」

高崎勉 講評

合成なしの一発写真でしょうか。
だとしたらすごい写真ですね。
仮に後処理に頼っているとしても自分が表現したい絵が頭に構築されているということで、素晴らしい表現力だと思います。
画面上に写っている水面に浮かんだ葉っぱが実像。
それ以外は水面に映った鏡像ですよね。
風がなく、水面が鏡のように映るのは湖畔の風景写真に見られる手法ですが、この寄り具合で水面の葉っぱ、鏡像の花、雲、にまでピントが合っているということは、ある程度絞りを絞っているのではないかと想像しますが、そうなるとシャッタースピードが長くなりがちです。
それなのに画面全体にフォーカスが来ているというのは難易度が高いです。
写真が持つ「被写界深度」を上手く利用していますね。
僕でしたらこの鏡像写真を敢えて180度回転して花が上を向いた見せ方にします。
蓮の花を水中から見上げているような「騙し絵」的な不思議な効果が出るのではと思いました。
そもそも、水面に浮かんでいる花の裏側を見るには水に自分が潜らなきゃいけなくなるんですが、そういった不思議さも増幅されると思います。
また、画面のどこか一部だけ、風で揺れているとかしていても絵に奥行きが出るのではないかと思いました。
他のカテゴリーよりも応募者数が多かった部門で選ばれた優れた作品です。

高崎勉 講評

合成なしの一発写真でしょうか。
だとしたらすごい写真ですね。
仮に後処理に頼っているとしても自分が表現したい絵が頭に構築されているということで、素晴らしい表現力だと思います。
画面上に写っている水面に浮かんだ葉っぱが実像。
それ以外は水面に映った鏡像ですよね。
風がなく、水面が鏡のように映るのは湖畔の風景写真に見られる手法ですが、この寄り具合で水面の葉っぱ、鏡像の花、雲、にまでピントが合っているということは、ある程度絞りを絞っているのではないかと想像しますが、そうなるとシャッタースピードが長くなりがちです。
それなのに画面全体にフォーカスが来ているというのは難易度が高いです。
写真が持つ「被写界深度」を上手く利用していますね。
僕でしたらこの鏡像写真を敢えて180度回転して花が上を向いた見せ方にします。
蓮の花を水中から見上げているような「騙し絵」的な不思議な効果が出るのではと思いました。
そもそも、水面に浮かんでいる花の裏側を見るには水に自分が潜らなきゃいけなくなるんですが、そういった不思議さも増幅されると思います。
また、画面のどこか一部だけ、風で揺れているとかしていても絵に奥行きが出るのではないかと思いました。
他のカテゴリーよりも応募者数が多かった部門で選ばれた優れた作品です。

北岡 光彦
「アイスを食べる青年」

北岡 光彦
「アイスを食べる青年」

高崎勉 講評

背景の山の霞み具合、眼下に広がる町の様子、画面全体の色、人物とのコントラスト。
どれを取っても格好いいですね。。
でも、なんでアイスを食べているところをお撮りになったのでしょう。
この写真が持つ、せっかくの整った空気感の中で、アイスを食べることを主題にするのは勿体ないですね。
たとえば、この青年が自然なポーズで風景を見下ろしていたり、山を望んでいたりする、または物思いにふけっている立ち姿だったりすると、静かな空気の中で沸沸と未来に夢を馳せる希望に満ちた作品になるではないでしょうか。
なぜこんなに厳しいことを述べるかというと、、、、とても惜しいからなんです。
人物の佇まいによっては、グランプリ候補ともなる写真でしょうね。

高崎勉 講評

背景の山の霞み具合、眼下に広がる町の様子、画面全体の色、人物とのコントラスト。
どれを取っても格好いいですね。。
でも、なんでアイスを食べているところをお撮りになったのでしょう。
この写真が持つ、せっかくの整った空気感の中で、アイスを食べることを主題にするのは勿体ないですね。
たとえば、この青年が自然なポーズで風景を見下ろしていたり、山を望んでいたりする、または物思いにふけっている立ち姿だったりすると、静かな空気の中で沸沸と未来に夢を馳せる希望に満ちた作品になるではないでしょうか。
なぜこんなに厳しいことを述べるかというと、、、、とても惜しいからなんです。
人物の佇まいによっては、グランプリ候補ともなる写真でしょうね。

小坂 信太郎
「五島列島 高浜の夕陽」

小坂 信太郎
「五島列島 高浜の夕陽」

高崎勉 講評

美しい光景ですね。
年に何度、このような美しい夕日になるのでしょう。
その時、その場でシャッターを切ることができる偶然を引き寄せられることは、写真家の力とも言えます。
仮に毎日通っていらっしゃるのなら素晴らしい努力です。
では、さらにこの写真が評価されるようにするにはどうしたらいいのか考えましょう。
この場で他にもカメラを持っている方がいらしたとすると、大抵は同じ写真になってしまうのではないでしょうか。
10人いたとして、その中であなただけが他の9人とは違う作品にならないと、コンテストなどでは勝ち上がることは難しいです。ちょっと小恥ずかしいことになるかもしれませんが、あなた自身の「思い」を1枚の写真に投影することです。
画面右下にサーフボードを抱えた人がいます。
この方があと10歩左を歩いていたら目立つ位置になって色んな人が行き交う風景画に昇華するかもしれません。
あなたが岸に近づいて波打ち際にいる家族に寄って海に浮かぶ船を背景にして撮ると、夕焼けの中で家族愛に満ちた作品が生まれるかもしれません。
太陽と海面に映る反射を望遠レンズで捉えて、サーファーが通過するところを撮るとダイナミックな写真になるかもしれませんね。
つまり、「あなた」が何をいいたいのかがカギになるのです。
(もしかしたらそういったことをすべて試された中で、最もお気に入りの1枚だったとすれば、良いのですが。)
タイトルから察するに、美しい夕日に出会って、そこで満足してしまっている感じを受けます。
その一歩先にチャレンジしてみましょう。
、、ということを抜きにしても、美しいですね。
たくさんのオーディエンスのハートを掴んだわけですから、これからも自信を持って良い作品を撮り続けてください。

高崎勉 講評

美しい光景ですね。
年に何度、このような美しい夕日になるのでしょう。
その時、その場でシャッターを切ることができる偶然を引き寄せられることは、写真家の力とも言えます。
仮に毎日通っていらっしゃるのなら素晴らしい努力です。
では、さらにこの写真が評価されるようにするにはどうしたらいいのか考えましょう。
この場で他にもカメラを持っている方がいらしたとすると、大抵は同じ写真になってしまうのではないでしょうか。
10人いたとして、その中であなただけが他の9人とは違う作品にならないと、コンテストなどでは勝ち上がることは難しいです。ちょっと小恥ずかしいことになるかもしれませんが、あなた自身の「思い」を1枚の写真に投影することです。
画面右下にサーフボードを抱えた人がいます。
この方があと10歩左を歩いていたら目立つ位置になって色んな人が行き交う風景画に昇華するかもしれません。
あなたが岸に近づいて波打ち際にいる家族に寄って海に浮かぶ船を背景にして撮ると、夕焼けの中で家族愛に満ちた作品が生まれるかもしれません。
太陽と海面に映る反射を望遠レンズで捉えて、サーファーが通過するところを撮るとダイナミックな写真になるかもしれませんね。
つまり、「あなた」が何をいいたいのかがカギになるのです。
(もしかしたらそういったことをすべて試された中で、最もお気に入りの1枚だったとすれば、良いのですが。)
タイトルから察するに、美しい夕日に出会って、そこで満足してしまっている感じを受けます。
その一歩先にチャレンジしてみましょう。
、、ということを抜きにしても、美しいですね。
たくさんのオーディエンスのハートを掴んだわけですから、これからも自信を持って良い作品を撮り続けてください。

宮坂 幸芳
「フジバカマの蜜を吸うアサギマダラ」

宮坂 幸芳
「フジバカマの蜜を吸うアサギマダラ」

高崎勉 講評

まず、コンテストに応募する作品としては画面右下の日付は無い方がいいですね(笑)。。
それを推し通すには、正当化する文脈が必要かと思います。
僕は虫に詳しくはないのですが、「アサギマダラは羽が綺麗なのだから絶対に羽を広げてるところを背から撮って欲しかったですね!」とは審査員の松龍さん(本名:松下さん)のご意見です。
昆虫図鑑に掲載することを目指しているわけではないのですから、僕は撮り手のあなたと被写体の関係性がもっと表れているテーマになったほうが良いと思います。
タイトルもまるで図鑑に添えられたコメントのようですね。
もう一工夫ほしいです。。
絞りは5.6くらいなのでしょうか?
背景がボケ切っているわけでもなく、少し情景が想像できる被写界深度になっていますね。
それが決して悪いとは思いません。
その場所の雰囲気が、にわかに感じられるような良い加減に落ち着いている気がします。
つまり、そこがあなたの庭ならば、蝶を訪問者として歓迎するような表現に、、旅先でのショットだったら、
「出会い」をテーマにするとか、、、。
この写真を見た多くのベテラン写真愛好家の多くは「蝶にもっと目がいくように開放値で撮れ」などというかもしれませんが、このコンテストでは上手な写真よりも「あなたが残したい~」というように、あなたと被写体の関連性を強く求めます。
また、蝶が画面の主役であっても「綺麗な水、(空気)」をテーマにすることなどもできますし、
様々なメッセージが伝えられます。
写真の上手さは充分に感じられますので、もっともっとテーマ、メッセージを意識してみてください。
するとさらにたくさんの方々の共感を得られることでしょう。

高崎勉 講評

まず、コンテストに応募する作品としては画面右下の日付は無い方がいいですね(笑)。。
それを推し通すには、正当化する文脈が必要かと思います。
僕は虫に詳しくはないのですが、「アサギマダラは羽が綺麗なのだから絶対に羽を広げてるところを背から撮って欲しかったですね!」とは審査員の松龍さん(本名:松下さん)のご意見です。
昆虫図鑑に掲載することを目指しているわけではないのですから、僕は撮り手のあなたと被写体の関係性がもっと表れているテーマになったほうが良いと思います。
タイトルもまるで図鑑に添えられたコメントのようですね。
もう一工夫ほしいです。。
絞りは5.6くらいなのでしょうか?
背景がボケ切っているわけでもなく、少し情景が想像できる被写界深度になっていますね。
それが決して悪いとは思いません。
その場所の雰囲気が、にわかに感じられるような良い加減に落ち着いている気がします。
つまり、そこがあなたの庭ならば、蝶を訪問者として歓迎するような表現に、、旅先でのショットだったら、
「出会い」をテーマにするとか、、、。
この写真を見た多くのベテラン写真愛好家の多くは「蝶にもっと目がいくように開放値で撮れ」などというかもしれませんが、このコンテストでは上手な写真よりも「あなたが残したい~」というように、あなたと被写体の関連性を強く求めます。
また、蝶が画面の主役であっても「綺麗な水、(空気)」をテーマにすることなどもできますし、
様々なメッセージが伝えられます。
写真の上手さは充分に感じられますので、もっともっとテーマ、メッセージを意識してみてください。
するとさらにたくさんの方々の共感を得られることでしょう。

高崎先生と松下先生による審査の様子。
今回はすべての作品に講評をつけることで、根拠のある審査結果になっていると思います。

高崎先生と松下先生による審査の様子。
今回はすべての作品に講評をつけることで、根拠のある審査結果になっていると思います。

審査員

審査委員長
高崎勉(写真家、一眼レフカメラ上達講座講師)

審査員

審査委員長
高崎勉(写真家、一眼レフカメラ上達講座講師)

1967年富山市生まれ。1987年東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。
アマナコーポレーションにてフォトグラファーとして12年間の勤務を経て、1999年高崎写真事務所設立。
以降、広告撮影と並行しアーティストとして作品制作にも意欲的に活動。2011年から定期的に作品を発表。
同年、初の個展となる「Breath.」展開催。

「毎日広告デザイン賞発言広告の部最高賞」をはじめ数多くの受賞歴を持つとともに、幅広い雑誌・書籍等で写真作品が掲載されている。最近ではアート作品が広告として使われる場面が増えている。
2013年に発足したJapanPhotoGlobe(日本の写真文化を海外へプロジェクト)に参画。自身の作品に留まらず写真家の写真展、写真集のディレクションを手がける。2014年、写真講座「TakasakiSeminar」開講。
コマーシャルゼミ(A-side)ではプロカメラマンに向けて「商品を売る写真」をテーマにクリエイターを育成。
アートフォトゼミ(B-side)ではアマチュアからアーティストまで幅広い層に指導。NPO法人「16歳からの仕事塾」の依頼を受け、中学生、高校生に向け講演・ワークショップを開催。また大学の研究機関から学会提出のための実験記録撮影を依頼されるなど、研究の現場にも積極的に参加。

・「日本の写真文化を海外へプロジェクト」ディレクター
・一般社団法人日本写真学会会員

【受賞歴】
・第65回毎日広告デザイン賞発言広告の部最高賞受賞
・日本広告写真家協会(APA)’06広告部門及び写真部門入選
・87th N.Y.ADC Graphic Design:Poster部門入賞
・消費者のためになった広告コンクール2012雑誌部門金賞他受賞多数。

1967年富山市生まれ。1987年東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。
アマナコーポレーションにてフォトグラファーとして12年間の勤務を経て、1999年高崎写真事務所設立。
以降、広告撮影と並行しアーティストとして作品制作にも意欲的に活動。2011年から定期的に作品を発表。
同年、初の個展となる「Breath.」展開催。

「毎日広告デザイン賞発言広告の部最高賞」をはじめ数多くの受賞歴を持つとともに、幅広い雑誌・書籍等で写真作品が掲載されている。最近ではアート作品が広告として使われる場面が増えている。
2013年に発足したJapanPhotoGlobe(日本の写真文化を海外へプロジェクト)に参画。自身の作品に留まらず写真家の写真展、写真集のディレクションを手がける。2014年、写真講座「TakasakiSeminar」開講。
コマーシャルゼミ(A-side)ではプロカメラマンに向けて「商品を売る写真」をテーマにクリエイターを育成。
アートフォトゼミ(B-side)ではアマチュアからアーティストまで幅広い層に指導。NPO法人「16歳からの仕事塾」の依頼を受け、中学生、高校生に向け講演・ワークショップを開催。また大学の研究機関から学会提出のための実験記録撮影を依頼されるなど、研究の現場にも積極的に参加。

・「日本の写真文化を海外へプロジェクト」ディレクター
・一般社団法人日本写真学会会員

【受賞歴】
・第65回毎日広告デザイン賞発言広告の部最高賞受賞
・日本広告写真家協会(APA)’06広告部門及び写真部門入選
・87th N.Y.ADC Graphic Design:Poster部門入賞
・消費者のためになった広告コンクール2012雑誌部門金賞他受賞多数。

審査員
・松下龍士(写真家、作家)

審査員
・松下龍士(写真家、作家)

1964年東京生まれ。  
IT Engineerをしながら、作家活動、講師活動をしているArtist。
Charles Robert Darwin、長谷川真理子らに哲学的影響を受け、Michael Kenna、Robert Mapplethorpeらに写真家として影響を受け、テラウチマサト、神島美明、高崎勉らから直接指導を受けた。  
人類が美を認知する知性を獲得したのは、36億年間生存競争をして進化した結果だと私は考えている。
これは人が安全を感じたり他者に共感したりする能力の拡張だと私は考えるに至っている。  
これらから「くうをみる」「世界の始まり」「宙と墨」という作品シリーズを制作してきた。
人に「美」という概念が存在する理由を追い続けて作品を発表していこうと思っている。

1964年東京生まれ。  
IT Engineerをしながら、作家活動、講師活動をしているArtist。
Charles Robert Darwin、長谷川真理子らに哲学的影響を受け、Michael Kenna、Robert Mapplethorpeらに写真家として影響を受け、テラウチマサト、神島美明、高崎勉らから直接指導を受けた。  
人類が美を認知する知性を獲得したのは、36億年間生存競争をして進化した結果だと私は考えている。
これは人が安全を感じたり他者に共感したりする能力の拡張だと私は考えるに至っている。  
これらから「くうをみる」「世界の始まり」「宙と墨」という作品シリーズを制作してきた。
人に「美」という概念が存在する理由を追い続けて作品を発表していこうと思っている。

ベンロは世界が認めたプロフェッショナル三脚メーカーで、高品質、
高性能三脚を企画・発表し続けて、1995年設立以来15年目にして世界シェア30%を達成しました。
現在、世界40カ国以上で販売されているトップブランドです。
ヨーロッパやアメリカはもとより日本でも品質と価格において評価されシェアーを広げ続けています。

大容量、人体工学に基づいた設計、プロのカメラリュックです。
洗練されたデザインとアクティブに使える機動力が魅力的。
撮影機材収納便利、携行性の高いカメラリュックです。

ベンロは世界が認めたプロフェッショナル三脚メーカーで、高品質、高性能三脚を企画・発表し続けて、1995年設立以来15年目にして世界シェア30%を達成しました。
現在、世界40カ国以上で販売されているトップブランドです。
ヨーロッパやアメリカはもとより日本でも品質と価格において評価されシェアーを広げ続けています。

大容量、人体工学に基づいた設計、プロのカメラリュックです。
洗練されたデザインとアクティブに使える機動力が魅力的。
撮影機材収納便利、携行性の高いカメラリュックです。

協力 コメット株式会社

協力 コメット株式会社

審査を終えて

「コンテストで入賞を目指すことは応募者の作風が審査員の好みに走りがちになるので、
自分自身の表現を追求しましょう。」と常日頃語っている高崎が、何故コンテストを企画したのか。
不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。

私がこのコンテストを通じてやりたかったのは、
写真を通じてあなたと対話(コミュニケーション)することだったのです。

そして審査を終え、講評文を書いたところでその狙いは達成できたと感じています。

そして今、もっと対話したくなりました。

このコンテストは年1回の予定でスタートしましたが、あなたとコミュニケーションできる方法を現在企画中です。
そちらもどうぞ楽しみになさってください。

ご応募、本当にありがとうございました!

そして今回参加できなかった方は次の機会を楽しみにしています!